2020年02月14日
コンテンツ番号2153
夏の恒例行事、盆踊りを楽しむ
(2012.8.14)
鷹巣銀座通商店会通りで8月14日(火)、北秋田市観光協会(永井孝市会長)が主催する第56回北秋田市民盆踊り大会が行われ、市民や帰省客が参加し、行く夏のひと時を楽しみました。
市民盆踊り大会は、郷土芸能「鷹巣盆踊り」が前身で、慶応年間(1865〜)、鷹巣村の商人らが商売繁盛と豊作を祈願して踊ったのが始まりで、商店主たちが仮装を凝らして奉公人に混じって踊ったのが好評を博し、その後は農村部からも大勢参加するようになったと言われています。
最盛期は明治末期から大正の中ごろといわれ、昭和初期から戦後の20年代まで空白期間がありましたが、その後は商店会や婦人会が主体となって開催され、毎年多くの方が参加しています。
例年、14日と15日の2日間で開催されていましたが、今年度は1日のみ。また、場所も銀座通りの北秋中央薬局から旧戸嶋医院前の区間に変更して開催されました。
7時から始まった第一部は、子供たちによる盆踊り。子供たちは、一緒に参加した保護者から教えてもらいながら楽しそうに踊っていました。
7時30分からの開会セレモニーでは、市観光協会の永井会長が「今日は河田カツ子さんの生歌と生演奏で盛り上げていきます。また、踊りが終わってからも恒例の抽選会も用意していますので、市民の方々をはじめ、帰省されている方々におかれましても、最後まで楽しんでいただきたい」などとあいさつ。
続いて、来賓の津谷市長は「今回、この盆踊りは56回目を迎え、たいへん息の長い行事となっています。盆踊りは先祖の供養のための踊りですので、帰省されている方や故郷を懐かしんでいる方も、ぜひ一緒に参加していただき、やぐらの周りを大きな輪で囲み、皆さんと一緒になって楽しみたい」などとあいさつしました。
この後、第二部・フリー参加の盆踊りがスタート。参加者は西音馬内盆踊り風の衣装や、市内の団体や企業ごとにお揃いのはんてんを身に付けて踊り、第一部で踊っていた子供たちや帰省客も踊りの輪に入り、大きな輪をつくりながら盆踊りを楽しんでいました。
最後に市内商店から提供された盛りだくさんの賞品が当たる、恒例の抽選会が行われました。この日も約160の商品が用意され、当選番号が読み上げられるたびに参加者は一喜一憂していました。