2012年08月17日
コンテンツ番号2150
国体出場を目指し健闘誓う
(2012.8.17)
平成24年度国民体育大会東北ブロック大会兼第39回東北総合体育大会フェンシング競技の開始式が8月17日(金)、合川農村環境改善センターで開かれ、東北各県の代表選手が一堂に会し、明日からの試合を前に健闘を誓いました。
同大会は、少年男子、少年女子、成年女子の団体戦で行われ、それぞれ各県1チームの6チームによるリーグ戦で試合をします。少年男子と少年女子はフルーレ、成年女子はフルーレとエペで東北の代表をかけて競技します。会場は合川体育館で、8月18日(土)から19日(日)までの2日間行われ、地元の秋田北鷹高校からは、簾内長仁選手、伊藤真選手、長岐拓選手、松井公章監督が秋田県少年男子チームとして出場します。
開始式では、東北フェンシング連盟の秋保茂樹会長が「先のロンドンオリンピックは、皆さん夜眠らないで熱戦を見ていた方が多いのではないかと思います。今回も昨年に続き団体戦のみの大会です。オリンピックで銀メダルを取ったのも男子団体ということで、団体戦のプレッシャーのかかる難しさ、勝った時の喜びの大きさは、ロンドンオリンピックでも皆さん感じられたのではないかと思います。今大会においても、皆さんプレッシャーに負けずに思う存分自分の力を発揮し、国体進出を勝ち得ていただきたい」などとあいさつ。
続いて、津谷市長が「ようこそ北秋田市においでくださいました。ここ合川地区は、旧合川高校が中心となり大変フェンシング熱が盛んな地域です。平成19年の秋田わか杉国体の際には、この合川地区がフェンシング競技の会場となりました。また、先ごろ行われたロンドンオリンピックフェンシング競技では、日本選手団史上初の銀メダルということで、私たちに力強い勇気と感動を与えてくれました。その選手の中に宮城県出身の千田健太選手がおり、同じ東北人として誇りに感じます。どうか皆さんもオリンピック選手を目指して、これからもフェンシングを続けて続けていただければ大変ありがたい。明日から熱い戦いが繰り広げられるわけですが、選手の皆さんは体調管理に充分気をつけて、練習の成果を遺憾なく発揮され、栄冠をこの手に引き寄せていただきたい。選手の皆さんの健闘を祈念します」などと選手を激励しました。
このあと、選手を代表して秋田県少年男子の長岐拓(ひろし)主将が「宣誓、我々選手一堂は、日頃の練習の成果を十二分に発揮し、正々堂々最後まで戦い抜くことを誓います」と力強く選手宣誓しました。
この大会の少年男子上位3チーム、少年女子と成年女子の上位2チームは、平成24年 10月5日(金)から8日(月)まで岐阜県大垣市の大垣市武道館で行われる、第67回国民体育大会フェンシング競技(ぎふ清流国体)に出場します。