2012年08月24日
コンテンツ番号2143
市と住民が地域の課題などについて意見交換
(2012.8.24)
市のまちづくりや行政課題などについて市民と語り合う移動行政懇話会(森吉地区)が8月24日(金)、森吉コミュニティセンターで行われ、市民約40人が市長や市の担当者と地域の要望などについて意見を交わしました。
意見交換では、質疑を含め参加者から意見、要望が出されました。
主な質問・意見とその回答は次のとおりです。
旧公立米内沢病院の医師住宅が空き家になっているが、処分するのであれば、価値のあるうちに処分した方がいいのではないか。
市としては、順次公売等で売りたいと考えている。土地も筆が複雑に入り組んでいるので、現在分筆作業をしている。まずは、市道に面しているところを、状況が済み次第、1棟公売したい。その後、市道の認定等が必要になるので早めに対応しながら、利用できる建物は建物付きで売り、傷んでいる建物は状況を見ながら必要であれば解体をしたうえで、土地を売りたいと考えている。
病院の建物もまだ建っているが、排水路やマンホールも危険なので、廃止するなら、なるべく早めに廃止した方がいいのではないか。
病院の建物自体は、解体する方針。排水路は確認していなかったので、調査しながら対応したい。
小又の長坂の市道は、カーブがきつく、救急車や消防車が入るにも狭く、危険である。早急に対応してもらいたい。
改良工事を早めに実施したいと思っていたが、用地交渉に難しい箇所があるため、用地交渉に努めながら、改良を進めたい。
避難所に指定されていた米内沢高校の校舎はないのに、まだ避難所の看板が立っているのはどうしてか。米内沢高校に代わる避難所はあるのか。
避難所の看板は、今月中に撤去となる。米内沢高校に代わる避難所としてアグリハウスを指定している。
阿仁前田の駅前に、家がつぶれ10年にもなるがそのままの状態になっている所がある。できたら早急に処分を。
合併前から働きかけてきたが、返事が返ってこない。一方的に手をかけるわけにもいかない状況。空家調査の背景には、そのような場合に何らかの手段を講じたいという思いがある。今少し時間をいただきたい。
森吉山麓高原、ノロ川の道路が決壊しているところあり、大型車が通れない。紅葉シーズンに向けて、どう工事をすすめていくのか。
雪害の影響で、至る所で道路が決壊した。山腹側の土砂災害もあり、市としても危険を避けるため、やむを得ず規制をしている。市の単独予算で、支障をきたしている斜面の撤去はやっているが、肝心の路肩の決壊の大きいところ2か所は、来月25日から災害査定に入る。査定終了後、一日も早く工事に着手したい。
浦田小は来年廃校になるが、桂瀬地区の児童は前田小、浦田地区の児童は米内沢小と聞くが、本人の希望で、どちらへ行っても良いというようにはいかないのか。
教育委員会と保護者と協議をし、保護者に選択してもらうことにした。保護者が慎重に決めた結果、桂瀬地区は前田小、浦田地区は米内沢小に行くことになった。18人のうち、5人が前田小、13人が米内沢小となった。わだかまりがなく、スムーズにいったと思っている。