2012年08月23日
コンテンツ番号2141
市と住民が地域の課題などについて意見交換
(2012.8.23)
市のまちづくりや行政課題などについて市民と語り合う移動行政懇話会(鷹巣地区)が8月23日(木)、中央公民館で行われ、市民約60人が市長や市の担当者と地域の要望などについて意見を交わしました。
意見交換では、質疑を含め参加者から意見、要望が出されました。
主な質問・意見とその回答は次のとおりです。
若い人が減り、家の前の除雪が困難な世帯がたくさんある。通学する子供たちや買い物に出かける高齢者が、車道を歩行しなければならず危険。対策をお願いしたい。
公道の除雪に関して、県や自治会長と意見を出し合い、より良い方向に進んでいきたい。
地域住民と行政を繋ぐ役目の自治(町内)会長と意見交換できる場を提供してほしい
要望があれば、出向いて意見交換をしたい。
八幡平の熊の受け入れについて、市長は以前から受け入れを考えているとの話であった。県との折り合いがつくなら、北秋田市の知名度アップなどからも、私自身は全頭受け入れても良いのではと思うが、市長の考えは
熊牧場の事件があった時に県から協力を願えないかという調査があり、当時はツキノワグマ6頭くらいと、ヒグマ2頭くらいは可能であろうと回答しましたが、それ以降県から具体的な動きはありません。県も大変苦慮しているようですが、熊を非常に劣悪な環境で飼い続け、全部殺してしまうと言う話も出てきている。私が当初受け入れの話をした際に、国内外の動物愛護団体から感謝の手紙を頂きました。そういう人達を始めとして、このままでは、残酷な県であると県のイメージを悪くし、県内の観光などにマイナスになるのではと心配です。北秋田市はマタギの文化があり、自然と人間の共存に重きをおいてきた地域です。そういう意味では秋田県内で引き受けるとすれば、阿仁の熊牧場は打って付けと思っている。市単独では施設の問題もありますので、色々な機関から応援があれば市としても協力していきたい。北秋田が動物愛護の精神を出すことは、教育的にも、色々なところで地域のプラスになると考えている。具体的なことは何も決めていませんが、まずは県に気持ちをぶつけてみたいと思います。
道路の除雪や修繕、側溝の設置など要望したいことがあっても、その道路が市道、農道、林道等、どこが管轄している道路なのか分からない。自治会ごとにでもかまわないので、道路の管轄が分かる図面をもらえないか。
それぞれ管轄する道路の図面はあるが、一緒になった図面はない。しかし、それぞれの図面を重ね合わせれば、要望されている図面が出来るのは確か。皆さんにお渡しできる図面が作成できるか、担当で集まって検討する。
県道の側溝と市道の側溝が合流したその先の側溝工事を要望しているが、一切行われていない。それぞれの道路の水を集め、その先のことは知らないでは困る。最後まで流れるよう工事を要望する。
すぐに現場を確認し、検討させていただく。
水路より川の方が高い位置にあるため、大雨の時に伊勢町の水門を閉めるが、その際、そこに集まる雨水を川に放流するポンプを設置すると前から聞いている。設置はいつになるのか。
大雨の際に伊勢町の水門から放流できなければ、広い範囲に影響するのではと話しはしている。国でポンプを設置する予定になっているが、いつかは分からない。