2012年08月22日
コンテンツ番号2133
図書館ボランティア「たまてばこ」が知事表彰
(2012.8.22)
子ども達に読み聞かせなどをしている図書館ボランティア「たまてばこ」(佐藤スゲ子代表・会員18人)が、秋田県子ども・子育て支援知事表彰を受け、8月22日(水)、市役所を訪れ津谷市長に受賞を報告しました。
表彰は、子ども・子育て支援に関し積極的な活動を行っている団体や企業等を対象に平成20年度から実施しているもの。今年度の表彰式は、8月3日(金)、秋田県庁で行われました。
報告に訪れたのは佐藤代表と会員の佐藤美由起さん。「たまてばこ」は、旧鷹巣町立図書館が平成5年に開設した図書館ボランティア講座の受講生たちが、講座を通して培った知識を生かしたいと同年に発足しました。
発足時は図書の修理などの地道な活動を行っていましたが、子ども達に紙芝居を見せる活動を行ったところ好評だったことから、その後、定期的な活動として行われるようになりました。現在は、絵本、紙芝居の読み聞かせやエプロンシアター、人形劇などの多彩な催し物「おはなしでてこい」を毎月第3土曜日に開催しています。また、「出張版おはなしでてこい」では、幼稚園、保育所、小学校を訪問したり、北秋田市保健センターが実施している育児相談会でのブックスタート事業などのボランティア活動にも取り組んでいます。
表彰を受け佐藤代表は「私たちのボランティアは、職員の方に手伝ってもらい活動しているので、職員の方が受賞したようなものだと思います。皆さんに、お礼を言いたい気持ちです」と述べました。津谷市長は「長年続けてこられたことが認められた。未来を創っていく子どもの情操教育、感性を高めるなど尊い役割を担っていただき感謝申し上げます。出来るだけ活動を続けていただきたい」とお祝いを述べました。