2012年08月26日
コンテンツ番号3718
なつかしい昭和車がズラリ
(2012.8.26)
第4回ノスタルジックカーフェスタin北欧の杜(鷹巣阿仁青年会議所ノスタルジックカー実行委員会主催、平塚敦子実行委員長)が8月26日(日)、県立北欧の杜公園駐車場で開かれ、多くの家族連れや名車ファンなどで賑わいました。
午前10時から始まった同イベントには、北東北を中心に全国から集まった、昭和の名車100台以上が展示されました。
展示車は、昭和30年代製造のダットサンブルーバード、昭和40年代製造のスバル360、ダットサンフェアレディー、ハコスカやケンメリと呼ばれるニッサンスカイライン、昭和50年代製造のトヨタクラウン、外車ではロータスダーボエスプリ、ジャガーロードスター、二輪車ではカワサキZ750RSなど、国内外の名車が並びました。
今となっては希少な車の展示に、車のオーナーと会話で盛り上がる人や、写真撮影をする人などの姿が多く見られました。
展示車の中でも人気を集めたのは、昭和40年製造のイスズキャブオーバー型バス。第2回の同フェスタから行っている家族連れをバスに乗せて同公園周辺を巡回するサービスが今年も行われました。このバスは、オーナーが千葉県で偶然見つけたバスを復元したもので、元々は自動車学校の教習車だったようです。この型のバスは、昭和30年から同50年頃まで秋田市営バスとして運行していたので、見覚えのある方も多いのではないでしょうか。現在キャブオーバー型のバスで公道を走れるように整備しているバスは、日本でこの1台だけだそうです。
会場内では、馬肉料理など北秋田の食を提供するおもてなしブースが設けられ、来場者は北秋田の味と名車を一緒に堪能していました。実行委員会では今年から参加車両のオーナーを対象としたお楽しみ抽選会も行われました。そのほか、特設ステージではバンド演奏が披露され、イベントを一層盛り上げていました。
北欧の杜公園でのイベントが終了した午後2時からは、交通安全・飲酒運転根絶を目指して、ノスタルジックカー約50台による交通安全パレードが行われ、北欧の杜公園から鷹巣駅前を通り、文化会館までのコースをパレードしました。