2012年07月08日
コンテンツ番号1843
日頃の訓練の成果を競う
(2012.7.8)
平成24年度消防団消防訓練大会が7月8日(日)、合川健康広場で開かれ、市内の各分団がポンプ操法などで日頃の訓練の成果を競いました。
訓練は、消防団員の消防訓練礼式及び消防操法を習熟させるとともに、旺盛な消防精神をかん養して消防諸般の要求に適応する基礎をつくり、消防力の強化を図ることを目的に、年に一度開催されているものです。
今年度の大会には、15分団と婦人消防隊から総勢357人が参加しました。
開会式では、はじめに津谷市長が「昨年の東日本大震災以来、水害もあり、北秋田市消防団に対する信頼と有事の際の活躍に対する期待が高まっている。この訓練大会は、日ごろの車やポンプの点検、訓練の積み重ねによる有事の際の速やかな出動、また、隊員の皆さんが心を一つにするための大会でもあります。7月22日の支大会にむけて、上位入賞をめざしがんばっていただきたい」などと激励のあいさつをしました。
また長岐順一北秋田市消防長が「全国的に消防団員の減少が続いており、北秋田市でも、合併以来減少し、4月1日現在で、消防団員の定数870名に対し744名となっているので、勧誘に力を入れていただくようお願いしたい。これまでの練習の成果が十二分に発揮でき、よい成績を収めることを祈念します」と激励しました。
北林榮消防団長が、「消防団は、地域住民の安全を守るため、地震災害等に対応できる適切な判断と、的確な行動が求められることから、ポンプ車等の取扱い等、迅速に、安全に、必要な技術及び知識を確実に身に着けることが主眼であり、組織として、日ごろから連係動作を習得することにあります。鍛えられた精神と技を出し切っていただき、悔いの残らぬようがんばってください」と訓示しました。
訓練は消防訓練礼式により決められた操法と動作を、迅速かつ的確に行うもので、規律訓練、自動車ポンプ操法、小型ポンプ操法の3部門で行われました。規律訓練には5分団、自動車ポンプ操法には7分団、小型ポンプ操法には8分団の各地区から選抜された各団員が、審査員や他チームの団員が見守る中、真夏の暑さにもかかわらずきびきびと手順をこなし、これまでの練習の成果を披露しました。
また、婦人消防隊による炊き出し訓練では、米を袋に入れて釜で煮る非常食の炊き出しを実践し、手順を確認しながら有事に備えていました。
成績結果
規律訓練の部
合川第3分団133.0点 森吉第6分団132.5点 鷹巣第4分団126.0点
自動車ポンプの部
阿仁第2分団112.5点 森吉第4分団104.5点 鷹巣第4分団104.0点
小型ポンプの部
阿仁第3分団77.0点 阿仁第2分団50.5点 森吉第2分団47.0点
7月22日(日)に上小阿仁村で開催される大館北秋田支部の消防訓練大会には、次の分団が代表として出場します。
規律訓練の部
鷹巣第4分団 合川第3分団 森吉第6分団 阿仁第4分団
自動車ポンプの部
鷹巣第4分団 合川機動分団 森吉第1分団 阿仁第2分団
小型ポンプの部
鷹巣第7分団 合川第1分団 森吉第2分団 阿仁第2分団