2012年07月09日
コンテンツ番号3717
スマートフォン、ツイッター、DVDで観光情報を発信
(2012.7.9)
津谷市長の定例記者会見が7月9日(月)、市役所で開かれ、国保税減免申請の却下に伴う処分取消請求訴訟や旧秋田県立営農大学校留学30周年記念訪問団、観光情報ツールなどについて説明しました。
主な会見の要旨は次のとおりです。
国保税減税申請の却下に伴う処分取消請求訴訟について
平成18年度の国民健康保険税減免申請の却下に伴う処分取消請求訴訟につきましては、原告側から最高裁判所に上告されておりましたが、本年6月21日付けを持ちまして、上告棄却の決定となりました。 提訴から今回の決定までに5年の歳月を要しましたが、これまでの市の事務対応は適切に行われていたとの主張が認められたとするものです。 今後も職員に対しては、適切な窓口対応を行うように徹底してまいりたいと考えています。
旧秋田県立営農大学校留学30周年記念訪問団について
前回の会見においてご報告させて頂いていましたが、7月30日から旧秋田県立営農大学校留学生同窓会の一行が訪問されます。 2泊3日での滞在日程となり、その中の交流事業として、日中友好青年交流之碑での記念植樹や意見交換会、さらには文化体験・スポーツ交流を予定しています。 意見交換会は、中国国内の各分野で活躍する元留学生の皆さんと、市内の関係団体の方々を交えて、お互いの情報交換や課題等を話し合いながら、今後の交流実現に向けたきっかけへとつなげていきたいと企画したものです。 また、まだ調整中ではありますが、意見交換会と同じ時間帯には、元留学生の家族の方々と北鷹高校生による茶道や絵手紙などの日本文化体験や剣道・柔道・弓道など日本古来の武道の鑑賞によってスポーツ交流が行われることになっています。 この他、市内及び県内の観光や県庁訪問などを予定しておりますが、ぜひとも今回の交流を通じて、旧合川町と旧秋田県立営農大学校時代に培ってきた絆をさらに深め、単なる友好だけの交流ではなく、経済や観光分野などで市の発展につなげていくための足掛かりとなればと考えています。
北秋田市観光情報PRツールについて
先般開催されました北秋田市議会6月定例会での一般質問でもご紹介いたしましたが、現在市の観光情報を発信するツールとして、スマートフォンを利用した情報提供を行う「おもてナビ」とツイッターによる情報発信を行っておりますので、改めてご紹介いたしたいと思います。 まずは、「おもてナビ」についてですが、これはアンドロイドとアイフォンを基本ソフトとしたスマートフォンのみでの利用になりますが、GPSやカメラ機能を使って、内陸線の主要駅からの観光案内ルートの表示や市内の観光施設や公共施設さらには飲食店などを文字と音声によって詳細情報を提供することができるソフトとなっております。市内の観光案内所などへも利用方法が書かれたパンフレットを配置しており、3台の機器を無料貸し出し用として準備する予定であります。さらに、10月中には日本語の他に英語、中国語、韓国語にも対応できる予定ですので、ぜひ対応できるスマートフォンをお持ちの方は、一度お試し頂いて、友達など市外から来られる方に広くご紹介して頂ければと思います。 また、ツイッターでは「北秋田市観光情報」というユーザー名で発信しており、市内のイベントや観光情報を随時発信できる体制を整えておりますので、ぜひともたくさんの方々にフォロワーとして登録して頂きたいと思っています。 利用方法などの詳細につきましては、8月号の広報にも掲載することとしておりますので、PRをよろしくお願いいたします。 先般制作した北秋田市の観光PR−DVDにつきましては、道の駅や観光案内所、金融機関の窓口をはじめ、関係団体に提供して映像を流してもらうことにしていますし、市内で行われるイベントや会議などでも積極的に活用しながら、広くPRしてまいりたいと考えています。
その他
軽トラ市の開催について
既にポスター等でも宣伝が行われていますが、今年の軽トラ市が今月14日に開催されます。昨年までは、6月から9月までの毎月1度の4回の開催となっていましたが、軽トラやフリーマーケットの出店数や来場者数の伸び悩みを踏まえ、内容の充実に重点を置くために、今年からは7月と9月の2回の開催として、名称も「スーパー軽トラ市」としてリニューアルされることになりました。 また、今回の開催場所は、銀座通りと駅前通りの両商店街を通した形で行い、各種B級グルメの店舗の出店も行われます。さらには、秋田北鷹高校の生徒による直売店が1日限定でオープンされることになり、高校生が自ら考案した加工品や野菜の販売体験が行われることとなっています。 この他、今月15日には合川あじさいまつり、21日には市とも深い関係がある村上敏明さんのテノールリサイタル、29日にはアマチュアバンドの祭典である「音祭」が開催されますので、ぜひとも多くの市民の皆様に足を運んでいただいて、楽しんでもらいながら"まちなか"が賑やかになることを大いに期待しているところです。
駅前ショップについて
鷹ノ巣駅前の旧アッキーの店舗に今月中に新しい店舗がオープンすることになりました。運営は、マタギの里観光開発株式会社が行い、バター餅をはじめとする市の特産品の販売や、軽食の提供が予定されています。 市としましても、10月のプレDCに備え、同店舗内に観光案内所を開設する予定で検討を進めています。 先般オープンしたゼロダテアートセンタータカノスとともに、市の玄関口である鷹ノ巣駅前の賑わい創出の核として、観光客や通学の高校生に大いに利用して頂ければと期待しています。
“バター餅の里”宣言について
先日、「バター餅」の商標デザインの登録申請を行ったところでありますが、より一層の品質向上とブランド化、さらには県内外への販売促進を図っていくための「(仮称)バター餅協会」の設立に向けた設立準備会が明日10日に行われます。 また、今月中には、設立された協会と合同での"バター餅の里宣言"を行う予定としており、バター餅の本場であることを大いにPRしたいと考えています。
とれたて村イベントの報告について
7月の2・3日にかけて、ハッピーロード大山商店街とれたて村にて、「北秋田市特産品 夏の新作フェア」と題したイベントが行われました。 市からも虻川副市長はじめ担当職員が出席し、マタギの姿に扮しながら北秋田のPRを行ってまいりました。とれたて村への参加からちょうど1年となり、販売する商品も100品目となりました。今回は夏イベントということでアユの塩焼きをはじめ地元の野菜・山菜などは大好評であり、バター餅はもちろんのこと商品のほとんどが売り切れとなりました。 現在、とれたて村では各参加市町村による夏のイベントが行われており、C、北秋田市への1泊2日のペア宿泊券が5組に当たることになっており、その方々によるツアーが9月の下旬頃に予定されております。 また、とれたて村からはもっと北秋田市の地元の野菜を売り出してほしいというニーズを頂いていますので、この場をお借りして農家の皆様のご協力をお願いしたいと思います。
第39回日独スポーツ少年団同時交流事業の北秋田市での受入について
この度、日本とドイツのスポーツ少年団が行っている同時交流事業において、北秋田市でも7名の団員と通訳1名の計8名を受け入れることとなりました。 期間は今月の27日(金)から31日(火)までで、歓迎レセプションをはじめ、民泊や自然体験によるプログラムが予定されているほか、北鷹高校生とのディスカッションや弓道・剣道・書道による交流も予定されています。 また、今月20日には、鷹巣ライオンズクラブが受入を行う台湾からの交換学生が北秋田市を訪れることになっており、海外の方々に北秋田市を知って頂くよい機会だと考えています。ぜひとも、当市の魅力である自然・おいしい食べ物・人情溢れる人々との交流を十分に堪能して頂き、それぞれの国への北秋田の宣伝につながっていくことを期待しています。
主な質疑応答
DVDはどちらに置いて放映しているのか。
今は置いていない。人が集まるところ、企業、例えば銀行さんであれば、待ち時間に流してもらうとかしたい。市外の方が集まる機会に、開催前とか休憩時等に流してもらいPRしたい。
おもてナビをやっている自治体は他にあるのか。
仙北市と秋田市。
バター餅の協会はどんな方々で作るのか。
バター餅を業として製造、販売している方々に格となっていただき、北秋田市のバター餅として、しっかりとした規格を作り、他との差別化を図っていきたい。
市で商標登録もしているので、協会に委託していきたい。