2012年07月11日
コンテンツ番号1829
生前の功績が称えられる
(2012.7.11)
元森吉町議会議員で、今年4月に逝去された春日雷護氏(享年86歳)がこのほど、叙勲の旭日単光章を受章し、7月11日(水)、市役所で叙勲の伝達式が行われました。
春日氏は、昭和60年森吉町議会議員に初当選し、平成9年9月まで3期12年にわたって在職し、地方自治の発展に尽力されました。
特に、平成3年から平成10年まで産業建設常任委員長を務められ、平成5年に「アグリハウス」、平成7年には「森吉町コンベンションホール四季美館」、更には同年、県内初の温泉付き駅舎「クウィンス森吉」が竣工するなど、森吉山周辺観光拠点施設の整備促進に大きな功績を残しました。
伝達式には、孫の春日朋一さん(42歳)=大仙市=が出席し、津谷市長同席のもと、長谷部勝・北秋田地域振興局長から勲記と勲章を受け取りました。
このたびの叙勲は、氏が今年の4月に急逝されたことにより、生前の功績を称えるために授けられたものです。伝達を受け、朋一さんは「できれば生きている時に、本人が受けとることができていたらという気持ちはあるが、祖父が社会に貢献してきたと認められ、こういった形として残り光栄に思っている。これから実家に帰って報告したい」と話していました。