2012年07月14日
コンテンツ番号1834
B級グルメ、北鷹高校野菜直売所などグレードアップし開催
(2012.7.14)
採れたての農産物などを直売する「スーパー軽トラ市」が7月14日(土)、歩行者天国となった鷹巣駅前通りと銀座通り両商店街で開かれ、大勢の市民らでにぎわいました。
「スーパー軽トラ市」は、地元商店会や商工団体でつくる軽トラ市・フリーマーケット実行委員会(高橋伸幸実行委員長)が主催。市が平成19年に県の「まちの賑わい作り事業」モデル地区に選ばれたことから、鷹巣地区の商業者らが推進委員会を結成し、賑わいのある街中形成にむけた取り組みが進められ、その一つとして計画されたもの。平成19年秋から始められ、商工業者、生産者相互の交流を図るとともに、商店街への誘客を目的として開催しています。
今年は、出店数や来場者の伸び悩みを踏まえ内容の充実に重点をおくため、開催をこれまでの年4回から7月と9月の年2回にし、名前を「スーパー軽トラ市」に変更。近隣市町村のB級グルメや秋田北鷹高校の生徒による直売店が一日限定でオープンし、高校生が栽培した野菜や花、加工品などの販売も行われました。
開会セレモニーでは、津谷市長が「地元の商店ものぞいていただき、どのようなものが売られているのか、また、商店の方々とコミュニケーションをとっていただければありがたい。今日一日、そしてこれからも、この北秋田市の商店街が賑わうよう、また、北秋田市が活気づくような取り組みをしていただくよう、私どもも頑張りますので、皆さんの応援をよろしくお願いします」などとあいさつ。
秋田北鷹高校農業クラブの高橋頌太会長が「私たちは、普段、路上販売で農産物を売っていますが、今日は、空き店舗を利用して私たちが作った野菜などを、こうして私たちの手で売ることに、期待している。最初は戸惑うかもしれませんが、皆さんの期待にこたえられるよう頑張りたい」などとあいさつ。
北秋田市商工会の伊藤公夫会長は「世の中の沈滞ムードがただようなか、パーとやろうと企画した。商店街の皆さんも、これを利用して自らの商店街に再び活気を取り戻すように協力をお願いしたい。軽トラ市をみて、家の物を持ってきて参加できるだという、商売の面白さを学んでほしい」などと激励しました。
「スーパー軽トラ市」には、大館市などの市外からの参加もあり、市内事業者を合わせ26台の軽トラックとフリーマーケット7団体が出店。新鮮な野菜や花、特産品、加工品を積んだ軽トラックや、軒先に並べられた民芸品、加工品などが並ぶフリーマーケットにより、にぎやかな目抜き通りとなりました。また、広島風お好み焼き(能代市)、男鹿のしょっつる焼きそば(男鹿市)、しらかみホルモン(坊沢)、イカ焼き(八峰町)、三種巻き(三種町)、じゃっぷぅ(能代市二ツ井)などのB級グルメも登場し花を添えました。
空き店舗を利用した秋田北鷹高校の生物資源科生徒による1日限定の直売店「秋田北鷹@まごころ販売所」がオープン。せり、シシトウ、オクラ、キュウリ、ミニトマトなどの野菜や花の鉢、リンゴジュースや肉巻きタンポなどの企画商品も販売され好評を博しました。
会場では、大館曲げわっぱ太鼓、鷹巣小学校の金管バンド演奏、二ツ井よさこい恋舞が披露されたほか、秋田内陸縦貫鉄道や北鷹高校から来場者へプレゼントが振る舞われました。また、三種町の流しジュンサイ、北秋田ゆるキャラ大集合など、盛りだくさんのイベントで楽しみました。
なお、次回以降は、9月8日(土)を予定しています。
カメラスケッチ
問い合わせ
北秋田市商工会 電話 0186-62-1850
北秋田市産業部商工観光課 電話 0186-72-5243