2012年07月20日
コンテンツ番号1826
青少年交流事業で台湾から高校生が来市
(2012.7.20)
鷹巣ライオンズクラブ(藏本光喜会長)の青少年交流事業で来市した台湾の高校2年生、郭南宏(かくなんこう)さんが7月20日(金)、同クラブの会員らとともに津谷市長を表敬訪問しました。
訪れたのは、郭さんのほか、同ライオンズクラブの檜森正さんと長岐正志さん、通訳の4人。
この事業は、YE(Youth Exchange)事業と呼ばれ、ライオンズクラブ国際協会において採択された多くの奉仕事業の一つであり、諸外国の生活を体験することによって相互理解の精神を養い、世界平和に貢献することのできる青少年の育成などを目的とするものです。
鷹巣ライオンズクラブでは、これまでに1984年のアメリカからの男子生徒、1985年のオーストラリアから女子生徒を来日生として受け入れており、今回の郭さんは3人目で27年ぶりの来日生です。
郭さんは、台湾台北市の私立ユードシニア高校の2年生で、家族は父、母、姉2人、兄1人の6人家族。父親は、台湾ティーなどを販売する会社を経営している郭芳榮(かくほうえい)さんで、郭芳榮さんは台湾のライオンズクラブの会員でもあり、その関係から今回の青少年交流事業の話を聞き、郭南宏さんは日本の文化を学びたいと応募したそうです。
津谷市長を表敬訪問した郭さんは日本語で、「私の名前は郭南宏です。今17歳です。台北の学校に通っています。ギターを弾くことが好きです。台湾は沖縄の南にあり200万人が住んでいます。ぜひ遊びに来てください」などとあいさつしました。
津谷市長は「私も何度か台湾を訪れたことがあります。とても良い所でした。また、東日本大震災では、世界中から多くの支援をいただき、台湾からもたくさんの温かい支援をいただき、とても感謝しています。ありがとうございました。今回の訪問では、北秋田市内をはじめ県内各地を巡り日本の伝統文化に触れるということのようですが、スケジュールを見るとたくさん予定が入っているので、疲れないようにして日本を楽しんでください」などと述べました。
郭さんは、7月19日から8月8日まで日本に滞在する予定で、ライオンズクラブYE委員で七日市の長岐正志さんがホストファミリーとして郭さんを受け入れます。北秋田市内では、同会会員案内のもと、大太鼓の館や鎌沢の大仏、浜辺の歌音楽館、太平湖、安の滝などの見学、秋田北鷹高校で体験入学をするほか、能代市や三種町、大館市などでも様々な体験や名勝の見学で日本の伝統文化に触れます。そして、岩手県奥州市などで行われるYE来日生サマーキャンプ、湯沢市小野小町ライオンズクラブとの交流を経て帰国する予定です。