2012年07月20日
コンテンツ番号1825
鷹巣大館道路の早期開通を目指して
(2012.7.20)
国道7号鷹巣大館道路の栄トンネル工事の安全祈願祭が7月20日(金)、栄地内の工事箇所で行われ、関係者約50人が参列し、工事の安全と早期開通を祈願しました。
国道7号鷹巣大館道路は、あきた北空港IC(仮称)を起点に大館市櫃崎までの延長13.9kmの自動車専用道路として、平成18年度から用地買収や工事着手によって事業が進められています。今回の栄トンネル工事は、延長562m、掘削断面積64(横幅約11m)を施工するもので、事業費11億2850万円で工期は平成25年3月29日までとなっています。現在は法面の掘削工事が終了し、トンネルを16m掘削しており、5%の進捗率となっています。
安全祈願祭では、国土交通省東北地方整備局能代河川国道事務所や県、市、消防や警察、地元自治会、施工者の三井住友建設株式会社東北支店など関係者が玉串を奉奠し、工事の安全と早期開通を祈りました。
このあと、木我茂能代河川国道事務所長は「鷹巣大館道路は、平成20年代後半の供用を目指しているが、道路の完成によって、交通の安全性の確保はもとより、地域の快適で安全、安心な暮らしを支える、命の道として大きく貢献するものと期待している。日本海沿岸東北自動車道については、二ツ井今泉道路は今年度新規の事業化を見ている。日本海沿岸軸を構成する高規格幹線道路ネットワークの確実な進展を見せている。能代河川国道事務所としては、この路線の整備促進を図り、日本海沿岸地域を結ぶ、広域的な高速交通ネットの早期完成に向けて最大限の努力をしてまいりたい」とあいさつ。
来賓として津谷市長は「栄トンネルの完成が、道路事業の早期完成、併用へと直結するものであることから、このたびの着工を市民一同、心から待っていました。今年度から二ツ井今泉道路及び鷹巣西道路についても、国、県等のご尽力によりそれぞれ事業化となり、念願の県北地区の日本海沿岸東北自動車道全区間の開通に向けて動き始めたことは、北秋田市民のみならず、県北地区の住民に夢と希望を与えるものと確信している」などどあいさつしました。