2012年07月23日
コンテンツ番号1823
北秋田ブランドの確立をめざし「バター餅の里」を宣言
(2012.7.23)
バター餅人気を一過性のブームに終わらせることなく、市の特産品として街おこしにつなげようと、日本バター餅協会の設立総会が、7月23日(月)、交流センターで開かれました。
バター餅は、新聞やテレビ番組で取り上げられて以来、爆発的な人気が続いています。一方で、市外で品質や味にばらつきのある商品が次々に販売され、北秋田市のイメージダウンにつながらないか心配されています。
こうした中、市は、バター餅を市の特産品と位置づけ、安全でおいしいバター餅を広く味わっていただくため『北あきたバター餅』とする商標登録を6月29日、特許庁に申請。さらに、高い品質と安全性を維持し、市外で製造販売されている商品との差別化を図り、北秋田ブランドとして確立し、誘客と販売の拡大による地域の活性化につなげようとこのたびの設立となりました。
設立総会には、バター餅の製造者や小売業者、バター餅を応援し、街おこし活動に参加し、協力しようとする個人、団体などから26人が出席しました。
始めに津谷市長が「バター餅は、市に明るい話題と元気を与えていただいているが、これを一過性のものにするのではなく、今後も市の特産品として広くPRしながら、地域活性化につなげていきたい。将来的には、もち米、卵、バターなども地場産のものを使えるように、地産地消にも取り組んで、地域に本当に愛され北秋田市を代表する特産品に育ててまいりたい。本日を契機に、北秋田市バター餅の人気がさらに向上し、餅のように粘り強く長続きするよう祈念するとともに、より一層、安全安心なおいしい北秋田市のバター餅の製造販売にご尽力いただきますよう心からお願いします」とあいさつしました。
総会では、組織の名称や規約、平成24年度の事業計画や予算が承認されたほか、役員の選出が行われました。平成24年度の事業としては∇バター餅の品質維持・改善のための研鑽∇バター餅マップ、のぼり設置による広報・宣伝∇ゆるキャラ公募による街おこし活動∇実演販売等イベントの開催∇商標使用の審査の受任などが計画されています。
議事終了後、津谷市長が「北あきたバター餅を、地域から愛され、北秋田市を代表する特産品として育てていくとともに、北秋田ブランドの確立をめざし、本日ここに北秋田市『バター餅の里』を高らかに宣言いたします」とした宣言書を読みあげると、出席者から大きな拍手が沸き起こりました。
役員は次のとおり(任期は2年)
会長
村井松悦(北秋田市鷹巣物産協会)
副会長
柴田悦子(精まい家)
笹木俊雄(鷹巣観光物産開発株式会社)
理 事
三浦ナミ(みうら庵)
高橋伸幸(合資会社 晩梅)
湊屋啓二(鷹松堂)
会計
鈴木謙一(マタギの里観光開発株式会社)
顧問
関口正則(森吉山麓村興し会)
アドバイザー
千田克彦(北秋田地域振興局総務企画部地域企画課)
永須昭夫(北秋田保健所環境指導課)