2012年07月27日
コンテンツ番号1814
中央公園のあじさいを愛でる
(2012.7.27)
鷹巣婦人団体連絡協議会(中嶋喜代会長)が主催する「あじさいの丘交流会」が7月27日(金)、見頃を迎えている中央公園内のあじさいの丘で開かれ、会員ら約110人が参加し交流を深めました。
中央公園のあじさいは昭和55年、同協議会が結成5周年を記念して植栽を始めたもの。春のサクラ、初夏のツツジと合わせ、同公園を花で1年を通じて飾りたいとの目的で、節目の年ごとに植栽が続けられてきました。同協議会結成25周年を迎えた平成16年には350株が植えられ、現在の規模(約千株)にまで大きくなっています。
交流会は、オープニングセレモニーとして会員らが「町民歌」「あじさい讃歌」を合唱して始まりました。中嶋会長が「昭和55年の婦人団体5周年を記念して植樹してから早くも32年になった。ボランティアの方々にご協力をいただきながら、市の財産として守り育てていきたい」などと主催者を代表してあいさつ。
続いて、来賓のあじさいの丘創設者で元鷹巣町長の出川禮一さんと北秋田市議会副議長の長崎克彦さんがあいさつ。このうち出川さんは「植物は植えただけではダメで、下刈りや樹形を整えるなどの手入れが必要。中央公園整備の先駆けは、皆さんが手塩にかけたあじさいだと思う。皆さんが手塩にかけた30年に及ぶ、あじさいの美しさを眺めながら楽しみたい」などと祝辞を述べました。
このあと、昼食を取りながら、会員によるスピーチや合唱、踊りなどの余興でイベントを盛り上げ、楽しいひとときを過ごしていました。
市内には、三木田地区にある「翠雲公園」が株の多さと種類の豊富さで知られていますが、中央公園のあじさいは周囲の樹木に囲まれ、また水辺に植栽されていることから、日差しが強いときでもしっとりとした風情の花を観賞できるのが特徴です。