2012年07月29日
コンテンツ番号1807
ダム湖周辺の夏を満喫
(2012.7.29)
四季美湖夏まつりが7月29日(日)、森吉山ダム湖周辺で行われ、ウオーキングやカヌー体験、ダムの探検などを楽しみました。
同まつりは、森吉山ダム水源地域ビジョン実行委員会(加藤寿委員長)の主催。同委員会は、森吉山ダムの完成により誕生したダム湖「森吉四季美湖」をはじめ森吉山麓の自然環境を活用し、地域活性化につなげようと地域住民と行政が協力し、将来に向けたビジョンを作成し、実現に向けた活動に取り組んでいます。また、毎年7月21日から31日までを、国土交通省と林野庁が「森と湖に親しむ旬間」としており、全国各地で森林やダム、河川に親しむイベントなどが開催されています。
森吉山ダム広報館前で行われたオープンセレモニーでは、加藤委員長が「奥森吉には、素晴らしい桃洞渓谷をはじめ、小又峡、赤水渓谷が、奥阿仁には安ノ滝を始めとする名瀑がある。渓流トレッキングとしては、私の知っている限り日本一だと思う。ブナの原生林、花の百名山など自然の宝庫。いつか、この森吉山麓の自然を育み、日本有数のアウトドアリゾートにできればと、こんな気持ちを皆さんも持っていると思う。まだまだ、行動は緒に就いたばかりですが、一歩一歩確実に進んでいきたい。今日一日楽しんでいただければ幸いです」などとあいさつ。
続いて、森吉老人クラブによる四季美湖音頭が披露されたほか、バター餅による餅まきが行われました。
参加者は湖畔ウオーキング、カヌー体験、魚のつかみ取りに挑戦したり、ダムの探検や東北電力森吉発電所を見学しイベントを楽しみました。
このうち、ダムの探検では、普段は入ることのできない堤体の管理通路の見学が行われました。参加者は専用のエレベーターで下降し、気温15度の涼しい堤体のなかを係員の説明を聞きながら歩き、規模の大きさを体感していました。