2012年06月08日
コンテンツ番号1785
花や樹木で憩いの場づくり
(2012.6.8)
第5回ケアタウン植樹祭(主催:北秋田市社会福祉協議会 高坂祐司会長)が6月8日(金)、ケアタウンたかのす敷地内で開かれ、市民ら約210人が参加してソメイヨシノなどを植樹しました。
この植樹祭は、 森づくりや環境緑化に対する県民参加の促進と緑化思想の普及啓発を図るため、各種市民グループが行う植林や植樹、育林及び環境緑化活動に助成し、緑豊かな郷土づくりを推進する、(社)秋田県緑化推進員会の市民グループ森づくり活動支援事業を活用して行われました。
地域福祉の基点である同施設では、多くのボランティアや地域の方々とともに、交流・連携・協働しながら福祉を育み未来へと継承していくため、世代間の交流を兼ねた市民参加イベントとして、毎年、花や樹木を施設周辺に植樹しています。
開会式で、高坂会長は「今回の植樹で、桜の木が100本、ブナやコブシを合わせると200本になります。今年の春には、今まで植樹した桜のうち、約半分の木で花が咲きました。来年は初めてお花見ができるのではないかと思っています。また、利用者の方が花見をしたり、鳥のさえずりを聞いたり間近に見たり、季節の移ろいを直に感じる癒しの森がすくすくと育っていることを感謝しています。参加者の皆さん、今日はよろしくお願いします」などとあいさつ。
続いて来賓の津谷市長、秋田県北秋田地域振興局農林部の松橋久敏次長が祝辞を述べ、このうち津谷市長が「今日皆さんとケアタウンに花や木を植えることによって、皆さんの心の中にも温かい気持ちが育ってくる、そういう植樹祭であってほしい。そして、これからもこの地域の福祉と介護サービスをしっかりと支え続けていくケアタウンであり続けていくためには、皆さんのこの温かい気持ちがいつまでも続いていくことが大切です。今日皆さんと一緒に植樹をすることによって、その意識をお互いにしっかり認識しあいながら高め合いたい。どうかここが北秋田市民、そして多くの方々の憩いの場ふれあいの場になることを祈念します」などと述べました。
この日、植樹祭に参加したのは、ケアタウン利用者をはじめ、鷹巣中央小、鷹巣南中、市老人クラブ連合会、鷹巣ボランティア連絡協議会、沢口婦人会、高村岱自治会など12団体、約210人。ソメイヨシノやコブシ、ブナなどの23本を植樹、サルビアやベコニア、マリーゴールドなど花の苗1650本を植栽しました。植栽された花の苗は、秋田北鷹高校で栽培されたものを使いました。
参加者は、元気に育つようにと願いながら施設前に桜などの樹木を植樹し、花壇には花がきれいに見えるように列をそろえて丁寧に植えていました。