2012年06月09日
コンテンツ番号1796
核兵器廃絶と平和な社会を願い
(2012.6.8)
2012反核平和ライダー隊の要請行動集会が6月8日(金)、市役所前で行われ、25人の参加者が核兵器の廃絶と世界平和を訴えました。
同活動隊は、自治労連秋田本部青年部が平和憲法を守り、テロも核兵器も戦争も軍事基地もない平和な社会の実現を目指して平和活動に取り組んでいるもの。秋田県をバイクや自動車で縦断しながら核兵器の廃絶を訴えています。
この日は、羽後町から横手市、大仙市を経由して北秋田市入り。バイク16台と自動車3台で、「協力しません戦争に」「なくそう核兵器」などの反核平和の願いが書き込まれたゼッケンを着用してアピールしながら市役所を訪れました。
市役所前で行われた要請行動集会では、成田幸治・北秋田市職員労働組合執行委員長が「平和を巡る情勢は、改憲の発動や3.11以降の復旧が進んでいないことなど、安全が脅かされている状況。そのなかで反核平和に向けての世論は高まりつつあり、この反核運動はタイムリーである」などとあいさつ。
これに対し、小塚毅北秋田市総務部長は「北朝鮮の核兵器保有国宣言を始め、核保有国同士が互いに核で抑止あうという緊張関係が続いている。このことは、唯一の被爆国であり、非核により平和を目指す日本にとっても、心からの安全な生活を求める私たちにとっても、誠に憂慮する事態。原発問題とあわせて、注視していかなくてはならない。北秋田市としても、非核平和都市として核兵器全面禁止のアピールに賛同している。皆さんのこうした運動により非核平和の気運が高められ、核兵器のない平和と安全安心な社会が実現されるよう願うとともに、改めて皆様の行動に感謝と激励をしたい」などとあいさつを述べました。
また、同組合青年部の三国佳紀さんが「世界中の人々の一番の願いは、本当に豊かで平和な社会の実現です。しかし、核兵器はその願いも人々の命も一瞬のうちに消し去ってしまいます。世界で唯一被爆国日本の青年として、再びあやまちを繰り返さないため、核廃絶の先頭に立って頑張ることが必要です。全ての核兵器が地球上からなくなり、平和な社会が実現するまで、この行動を続けてまいります」などと決意を表明。続いて同組合の佐藤礼介青年部長が、市としても核兵器廃絶に向けた取り組みを進めてもらうよう小塚総務部長に要請文を手渡しました。
このあと一行は、核兵器の廃絶を訴え、盛岡市へ向かいました。