2020年02月07日
コンテンツ番号1815
愛犬の悩みを解消
(2012.6.9)
家庭犬のしつけ方教室が6月9日(土)、市役所裏駐車場で開かれ、飼い犬を連れた愛犬家がドッグトレーナーから犬のしつけの仕方を学びました。
家庭犬のしつけ方教室は、秋田県動物愛護推進計画に基づき、管内の犬の飼養者等に対し、犬のしつけ方方法を学習してもらうとともに、家庭犬の適正飼養、動物愛護及び犬の危害防止に係る普及啓発を推進することを目的に、秋田県と(社)秋田県獣医師会が主催しています。
教室には、ダックスフンドやパピヨン、トイプードルなど18匹のワンちゃんと、飼い主やこれから犬を飼おうとしている方など約36人が参加。
はじめに、県獣医師会北秋田支部の明石良平支部長が「皆さんそれぞれ、吠えるとかいろいろな悩みがあるようですが、ぜひこの教室を利用して正しいしつけ方を学んでほしい。そんなに難しいことはやらないと思いますので、大事なことは継続して繰り返しワンちゃんに教えていくとういことです。今日は短い時間ですので、ぜひお家に帰ってからも今日学んだことを継続して取り組んでいきただきたい。がんばってください」などとあいさつ。
参加者は、北秋田保健所の担当者による狂犬病の実態と予防制度、犬のしつけの基本について講話を聞いた後、秋田県動物管理センターの職員を指導員に、愛犬のしつけ方の実技指導を受けました。
指導者の1人、県動物管理センターの菅沼久高主査は、▼犬が驚いて後ずさりした時、リードを引っ張り上げると首輪が抜ける可能性があるので、むしろリードの位置を下げてゆるめる▼首輪が破損して抜けた場合は一時的に手に持っている方のリードを輪っかにして首輪代わりにする▼しつけは、座れ、待て、伏せ、おいで、お手など行動動作を教えることと、人、犬、車、自転車、爪切り、お風呂、ドライヤーなど人間社会から受けるものについて慣れさせる社会化がある▼ご褒美はフードだけではなくて、なでなでや散歩に行くときの扉を開けるという動作がご褒美になる場合があり状況に応じて変わる。例えば散歩に行く時、扉を開けて閉めてを繰り返しお座りしたら行くということも方法論ではある▼犬は狭い空間や暗い空間が好きなので、ケージやクレートを用意してあげる。更に欲を言うとケージやクレートを布などで覆うと犬は落ち着いてゆっくりできる。家庭内でそれをトレーニングしておくと、場合によってはドアチャイムや人の訪問に対してもさほど極端な行動は取らなくなる▼ケージやクレートに犬がなかなか入らない場合は、フードを中に入れて、中に入るといいことがあることを教える▼夜鳴きの場合は、鳴き止ませるために近づかない。鳴くと人が来てくれるということを犬に学習させない、といったことを説明した上で、犬との触れ合い方や散歩の仕方の具体的な方法を指導していました。
参考資料
愛犬登録と予防接種について
狂犬病ワクチンの効果は1年。年1回必ず受けなくてはなりません。現在、各地区を巡回する犬の登録と予防接種が行われています。愛犬手帳を持参の上、各会場までおこしください。 ⇒巡回日程表(広報きたあきた平成24年5月号より)
お問い合わせ
生活課環境班 電話0186-62-1110