2012年06月12日
コンテンツ番号1790
生き生きとした青少年を育む環境づくりを
(2012.6.12)
青少年育成北秋田市民会議(千葉文吉会長)の平成24年度総会が6月12日(火)、阿仁ふるさと文化センターで開かれ、活動計画や予算を決めたほか、青少年健全育成に功労のあった2個人を表彰しました。
青少年育成北秋田市民会議は、広く市民の総意を結集し、市及び青少年育成秋田県民会議の施策に呼応して、青少年の健全な育成を図ることを目的に活動しています。
総会では始めに千葉会長が、「3.11の災害で、子どもたちが被害者になっている。どれだけの月日がたてば被害がなくなるという見通しさえない。また、地域に伝えられてきた文化が過疎によって、伝えることが無理になってきている。伝える子どもが生活して次の世代を育むことがなくなってきている。私たちは、子どもたちに希望をもって暮らせるような活動や取り組みをしていかなくてはならないと強く思いながら、皆さんの意見をたまわりたい」などとあいさつ。 三澤仁・市教育委員会教育長と青少年育成秋田県民会議の三浦基会長が来賓として祝辞を述べました。
続いて 青少年を健全に育成するために積極的に活動し、功績があった個人・団体の表彰が行われました。 今年度表彰を受けたのは、 「七日市奴踊り」の地域伝統を守り続け、鷹巣南小学校児童へ指導を続けてこられた 山城ノブ子(七日市)さんと、登下校時の街頭指導や通学路の安全確保に努めてこられたられ 原田富士夫(川井)さんです。
議事では、平成23年度事業報告及び決算と平成24年度活動計画案及び予算案がそれぞれ承認されました。議事終了後、「青少年問題の裏側にあるもの」と題し、北教育事務所主任社会教育主事の佐藤潔氏の講話があり、出席者は真剣に聞き入っていました。