2012年06月28日
コンテンツ番号1777
長谷川・佐藤チームが全国大会へ
(2012.6.28)
『第41回消防救助技術秋田県大会』で好成績を収め、全国大会出場が決定した北秋田市消防署本部の長谷川裕也副士長と佐藤伸秋副士長が、6月28日(木)市役所を訪れ、津谷市長に大会の結果を報告しました。
『第41回消防救助技術秋田県大会』は、6月26日、27日の2日間、秋田市と由利本荘市で開催され、2人1組で器材を使わずに塔の上から垂らされたロープで15mの壁を登る「ロープ応用登はん」、水平に張られた延長20mのロープを往復する時間を競う「ロープブリッジ渡過」、5人1組で要救助者を抱きかかえて搭上に引き揚げる「引揚救助」、煙に巻かれた場所で空気呼吸器を装着して要救助者を3人1組で屋外に救助する「ほふく救助」など6種目が行われ、 このうち「ロープ応用登はん」に出場した長谷川・佐藤チームが見事1位を獲得。秋田県代表として8月7日に東京都で行われる全国大会に出場することになりました。
この日、報告に訪れたのは長谷川副士長、佐藤副士長、長岐順一消防長、大沢秀高警防課長の4人。はじめに大沢課長が大会の結果を報告しました。報告を受け、津谷市長は「全国大会出場おめでとう。2年前に残念ながら抽選で、全国大会出場を逃したことがあったが、今回はダントツの好成績で栄光を勝ち取った。連携が重んじられるこの競技は、普段の訓練をしっかり行わなければ結果がでない。日頃の苦しい訓練の成果が素晴らしい成績に繋がった。これから暑い時期になるが、体調管理を十分にして全国大会に臨んでほしい」などとお祝いの言葉を述べました。
この後、長谷川副士長は「消防に勤務して10年、救助訓練を始めて7年。これまで市民の安全、安心を守るために精神力と身体を訓練で鍛えてきた。その成果がこのような形で表れ、市民の方々に信頼と安心を与えることができたことで、少しは市民の方々に恩返しができたと思っている」などと喜びを述べ、佐藤副士長は「精神力と身体を鍛える日頃の訓練の成果が、このような結果に繋がり嬉しく思っている。全国大会でも1位を目指し、頑張ります」などと抱負を述べました。
最後に津谷市長は「市民の方々も2人の全国大会出場を喜んでいるし、元気をもらっている。周囲の期待も大きいが、成績にこだわらずに、いつもの力を出し切ってほしい。秋田県の代表として、そして北秋田市の代表として頑張ってください」などと2人を激励しました。