2012年05月03日
コンテンツ番号1761
こめつが山荘で安全祈願
(2012.5.3)
夏山シーズンの幕開けを前に5月3日(木)、森吉山山開きが行われ、山岳関係者など約50人が安全を祈願しました。この日は、あいにくの雨と強風のため、予定していた森吉神社での神事をこめつが山荘に変更して行われました。
今年は、大雪の影響で登山コースにはまだ、雪が多く残っている状況です。待ちかねた登山客は、雨具等で装備を整え、残雪を踏みしめながら、思い思いのペースで山頂へ向かう姿も見られました。
森吉山は、市中央南部に位置する標高1454メートルの独立峰。山頂からの眺望は四方に開け、天候に恵まれれば遠くは八甲田の峰々岩木山など隣県の名山をも望むことができます。山腹はブナ林、標高1,000mから山頂部まではアオモリトドマツの原生林が広がり、「花の百名山」として初夏から秋にかけて約300種類ともいわれる高山植物が咲き誇ります。
森吉山登山ガイド
今回予定していた 『様田コース』を紹介します。 山頂へは、8ルートありますが、5合目付近の「こめつが山荘」まで車で行ける『様田コース』は、7合目の一ノ腰、前岳・森吉神社を経由して山頂を目指すコースで、子どもや年配者が比較的気軽に登れると人気があります。 登り口のこめつが山荘は、このコースの登山ベースとなります。
このコースの他にも『阿仁ブナ帯コース』『奥森吉ヒバクラコース』などの人気コースがありますので、詳しくは北秋田市商工観光課(TEL:0186-72-5243)へお問い合わせください。