2012年05月15日
コンテンツ番号1753
一般会計補正予算など可決
(2012.5.15)
平成24年北秋田市議会第1回臨時会が5月15日(火)、市庁舎議事堂で開かれ、上程された承認7件と議案1件が原案どおり可決されました。
承認7件は、地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の改正に伴う市税条例の一部改正や平成23年度一般会計補正予算、下水道事業特別会計補正予算、坊沢・綴子・七日市の各財産区特別会計にかかわる補正予算が上程されました。
主な内容は、平成23年度一般会計補正予算については、歳入歳出をそれぞれ4億9767万4千円追加するもので、主に地方交付税額の確定や各事業の清算によるもの。下水道事業特別会計補正予算については、事業の清算により歳入歳出それぞれ178万円を減額。坊沢・綴子・七日市の各財産区特別会計にかかわる補正予算については、送電線線下補償の収入が追加されたことから、坊沢財産区特別会計で24万4千円、綴子財産区特別会計で2万3千円、七日市財産区特別会計で10万5千円をそれぞれ追加したもので、簡易採決の結果、全会一致で原案どおり承認されました。
議案1件は、平成24年度北秋田市一般会計補正予算で、歳入歳出をそれぞれ2399万2千円を追加するもの。主な内容は、4月2日から3日に発生した暴風被害にかかわるもので、老人福祉施設屋根補修工事の673万8千円、農業に関わる復旧事業費補助金の1624万6千円、太平湖への送電線の復旧工事費84万円などです。
議員からは「4月の暴風での被害以前に、今年の雪で大きな被害がでているが、そちらの復旧は進んでいるのか」「農業復旧にかかわる今回の補正予算は被害にあった全てのものを対象とした予算か」「太平湖の営業が6月から始まるが間に合うのか」などの質問があり、当局は「被害に遭われた方からの申請により、承認や決定をし、事業を進めている」「各農協などの協力を得て、事業の対象となる被害が10万円以上のものについて予算を計上している」「今月中に工事を完了し、6月1日の営業には間に合わせる」などと回答しました。採決は簡易採決により行われ、全会一致で原案のとおり可決されました。
また、今臨時議会では、米内沢診療所増改修工事に係る工事契約金額の変更と、市営住宅の家賃等の支払いに係る和解の2件の専決処分についても報告されています。