2012年05月17日
コンテンツ番号1765
初めてのキノコ植菌体験を楽しむ
(2012.5.17)
米内沢字滝ノ沢地内で5月17日(木)米内沢小学校4年生18人が、きのこの植菌体験授業を行いました。
この体験授業は、県の「水と森づくり税」関係の補助事業を活用し、森吉林業研究会(武石篤正会長 会員20人)が主催して行われており、この日はボランティアとして参加した米内沢老人クラブの会員と研究会の会員が、合同で生徒たちの指導に当りました。
開会にあたり、森吉林業研究会事務局の松岡誠力さんが「今日は椎茸とナメコを皆さんに植菌してもらいますが、収穫は来年の予定です。さて皆さん、なぜこの小さい菌がキノコになるのでしょう。自然には不思議なことが沢山ありますが、本で調べたり人から聞いたりして、分からないままにしないでください。これは普段の勉強も一緒です。今日は普段授業ではやらない授業ですのが、分からないことは、いっぱい人に聞いて、楽しんで授業を受けてほしい」などと挨拶をしました。
この後、児童たちは1本に約30個の穴が開けられたナラの木に菌を植え付け、用意された50本すべてに植菌をしました。
最後に児童を代表して櫻田つばさくんと、笠井みのりさんが「今日、初めてキノコの植菌をしましたが、皆さんが教えてくれて、うまく出来ました。ありがとうございました」「キノコの植え方など、色々と教えてくれてありがとうございました。初めてキノコを植えましたが、楽しかったです」などと指導してくれた皆さんにお礼を述べました。
森吉林業研究会では、今後も森林・林業の持つ魅力や役割を伝えるため、小学校と打ち合わせをしながら、事業を継続していく予定です。