2012年05月25日
コンテンツ番号1712
新たな特産品を披露
(2011.5.25)
北秋田市提案公募型特産品活性化推進事業の成果報告会が、5月25日(金)、中央公民館で開かれ、市内の2業者が昨年度認定を受けた特産品を紹介しました。
この事業は、市で産出される原材料や資源等を活かし、創意工夫により特産品の創出した事業者を支援することにより、地域活性化を図ることを目的とするもので、平成18年に創設されました。補助対象経費は、特産品の開発や改良にかかる経費のうち、研究開発費や事務費、委託費などで、その経費の2分の1(上限は50万円)が補助されます。
昨年度認定されたのは、鷹松堂(湊屋啓二代表)の「伊勢堂岱遺跡をテーマとしたお菓子の開発事業」と、有限会社 栄物産(藤嶋佐久栄社長)の「健康パンと野菜ソース&ピクルスの商品開発事業」の2事業です。成果品報告会は、認定を受け創出された特産品について、事業の成果を確認するとともに、商品のPRを兼ねて開かれました。
開会にあたり、市産業部の中川真一部長が「この事業は創設してから、これまで11事業が認定を受け、市の特産品として商品化されています。今回は昨年認定を受けた2件について紹介させていただきますが、どちらも地元産の食材を使用した、北秋田市推奨の安心・安全な美味しい商品です。今日は試食ブースも設けておりますので、試食していただき市の特産品として、皆さんには広くPRしてくださるようお願いしたい」などとあいさつを述べました。
このあと、鷹松堂と栄物産の代表がそれぞれ商品の紹介をしました。
鷹松堂の湊屋代表は「伊勢堂岱遺跡が国指定の遺跡となり、これから世界遺産登録を目指していることから、お菓子の立場から少しでもお役にたてればと、今回のお菓子の開発を進めてきた。商品は『伊勢堂岱遺跡』と『風雪花』の2商品。これから、道の駅や東京板橋区にあるアンテナショップとれたて村などに出品させてもらい、広くPRしていきたい」などと述べました。
栄物産の藤嶋社長は「今回、開発した商品は『健康パン』、『野菜スープ』、『ビックルス』の3商品。どの商品も身近にある野菜の素材を利用し、野菜嫌いのお子さんや、一人暮らしの老人にも手軽に野菜スープを楽しんでもらえるのではと開発した。これからネット販売や産直など活用し、販売していきたい」などと述べました。
このあと試食会が行われ、事業者から開発までの経緯などの説明を聞いたり、試食した人たちからは味の感想を聞いたりと、それぞれ情報交換をしていました。北秋田市提案公募型特産品活性化推進事業は今年度も行われており、申請は6月20日まで受け付けています。