2012年05月30日
コンテンツ番号1730
秋田市日沿道・あきた北空港
(2012.5.30)
北秋田市日沿道・あきた北空港〜二ツ井白神間建設促進期成同盟会(会長:津谷永光北秋田市長)の平成24年度総会が5月30日(水)、市内のホテルで開催され、平成23年度事業報告や平成24年度事業計画が承認されました。
同会は、平成8年に「日本海沿岸東北自動車道・インターチェンジ設置鷹巣町整備促進期成同盟会」として創立し、日沿道及びインターチェンジの設置並びにそれに関連する交通環境の早期整備促進を図り、地域の産業、経済の発展を目的に活動。平成22年から名称を「北秋田市日沿道・あきた北空港〜二ツ井白神間建設促進期成同盟会に改称しています。
はじめに津谷会長が「日本海側の大動脈として4県を結ぶ日沿道ですが、ミッシングリンク解消に向け、その姿が見えてきました。 全国初の現道活用型事業として、国道7号の二ツ井今泉道路と県道あきた北空港西線の今泉・小ヶ田間が、今年度から調査測量設計に着手する予定となっています。この事業着手は、念願の全線開通に向け大きな前進であり、大変喜ばしく思っている。地域産業の発展はもとより、救急医療や災害時における安全・安心確保のためにも、早期完成が北秋田市民の悲願です。現在整備中の鷹巣大館道路とともに、あきた北空港・二ツ井白神間が一日も早く完成するよう、引き続き会員の皆様とともに、一層の整備促進に向けた取組を進めていきたい」 などとあいさつを述べました。
続いて、石黒亙・県建設部次長、長谷部勝・北秋田地域振興局長、近藤健一郎・県議会建設交通委員長、北林丈正・県議会議員が来賓としてあいさつ。このうち、石黒・県建設部次長は「秋田県の高速交通ネットワークの要である日沿道は、これまで部分的に供用されており、現在事業中の大館北から小坂ジャンクションまでは平成25年度供用予定となっています。また、大館西から鷹巣大館道路が平成20年度の終盤の完成予定。二ツ井今泉道路と鷹巣西道路も、このたび新規着手の運びとなり、いよいよ全貌が見えてきました。これにより県政課題であったミッシングリンクの解消はもちろんのこと、県北地区の広域観光の振興、エコタウン計画の推進、災害に強い県道作りにも多大な効果があることは明白です。先ほど会長のお話にもあったとおり、今泉からあきた北空港間は現道を活用することになります。鷹巣西道路として隣接する直轄事業と同時期の完成を目指し、今後、県の道路事業の中では最重点として事業をすすめてまいりますので、皆さんのご協力をお願いします」などとあいさつを述べました。
総会では、関係機関への要望活動などの平成23年事業報告及び決算や、平成24年度事業計画案及び予算案がそれぞれ提案され、いずれも承認されました。