2012年04月06日
コンテンツ番号1721
急がずにマナーとゆとりで
(2012.4.6)
平成24年春の全国交通安全運動が始まった4月6日(金)、北秋田市内各所でも決起集会や交通安全パレードなどが行われ、市民に交通事故防止を訴えました。
春の全国交通安全運動の期間は6日(金)から15日(日)までの10日間。「急がずにマナーとゆとりで交通安全」をスローガンに、運動の基本を子どもと高齢者の交通事故防止に置くとともに、自転車の安全利用の推進(特に自転車安全利用五則の周知徹底)、全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、飲酒運転の根絶を全国重点目標として運動を展開します。
決起集会は、市役所前及び市役所森吉庁舎前で行われ、このうち森吉庁舎で行われた阿仁部総決起大会には、北秋田警察署をはじめ行政関係者ほか阿仁部交通安全協会員、交通安全母の会、交通指導隊などから約160人が参加しました。
式では、交通安全に顕著な活動のあった方々に表彰状の伝達が行われたあと、佐藤登阿仁部交通安全協会長が「昨年、阿仁部管内では4年ぶりに交通死亡事故ゼロとなり、今年もゼロの状況が続いていますので、何とか死亡事故だけはゼロを続け、そして交通事故が1件でも減らせるようにしなければならない。そのためには、私たち一人一人が事故の撲滅に向けて努力し、この決起集会を機に交通安全運動を盛り上げ、1件でも交通事故を減らし交通死亡事故の無いようにしていきたい」などと運動の徹底を求めました。
続いて、高橋豊北秋田警察署長、北林丈正県議会議員、工藤信夫北秋田市副市長、中田吉穂上小阿仁村長がそれぞれ激励の言葉を述べ、阿仁部安全運転管理者協会の北林一成会長が「日本一安全安心な地域社会は、一人一人が安全を願う心の輪を広げることによって実現できるものと確信しています。皆様には、それぞれの地域職域において安全を願う心の輪を広げる交通安全活動のリーダーとして活躍されますとともに、効果的な交通安全活動を活発に推進されることを期待します」などと、県警察本部長の交通安全メッセージを紹介しました。
この後、北林カヅ交通安全母の会森吉地区会長が「家庭で交通安全の話し合いを進め、安全意識の高揚を図ります。子どもとお年寄りが外出するときは、交通安全の一声をかけて注意を促します。飲酒運転を徹底追放するため、家庭、職場、地域で飲酒運転の危険性や事故の重大さについて話し合い、飲酒運転は絶対にしない、させない運動を強力に推進します。車に乗った時はシートベルトを必ず着用し、後部座席の人にも着用を促します。子どもにはチャイルドシートを正しく装着させ、かけがえのない命を守ります」などと、交通安全宣言をしました。
最後に、成田和吉市交通指導隊副隊長が高橋北秋田警察署長に交通安全パレードの出発申告をし、警察車両を先頭に交通安全パレードへ出発、沿道の市民に交通安全を呼びかけました。
表彰者は次の通りです。(敬称略)
秋田県警本部長、秋田県交通安全協会長連名表彰
交通安全功労者表彰
小笠原吉則(合川支部)
優良交通安全団体表彰
阿仁部交通安全協会米内沢支部本城部会 鈴木繁代表