2012年04月09日
コンテンツ番号1722
新1年生11人を迎えた最初の入学式
(2012.4.9)
合川地区の統合校として開校した市立合川小学校(三浦栄一校長、児童数76人)最初の入学式が4月9日(月)、同校体育館で開かれ、11人の新入生が入学し、2校からの在校生65人とともに学校生活をスタートさせました。
同校は、北秋田市小学校再編整備計画(合川地区)により、合川東、合川西、合川南、合川北の4小学校を統合し合川小学校として再編するもので、平成24年度は児童の減少による複式学級の解消などを目的に、先行して合川西と合川南の2校を統合し合川小学校として開校しました。校舎は旧合川西小の校舎を使用しています。新校舎は合川中学校敷地内に同26年度中に完成予定で、同27年度には合川東と合川北の2校も統合し、新校舎での学校生活が始まる予定です。
新1年生は、担任の先生や上級生のお兄さんお姉さんたちと手をつないで花のアーチをくぐり、先生や児童、家族、地域の方に拍手で迎えられ体育館に入場。新入生点呼では、ステージ前に移動し出席者と向き合い、名前が呼ばれると一人一人元気な声で返事をしました。
三浦校長は式辞で「今大きな返事をした11人の皆さん、入学おめでとう。皆さんは、できたてほやほやの合川小学校のピカピカの1年生です。皆さんが入学するのを、先生方も先輩のお兄さんお姉さんたちも心待ちにしていました。小学校には楽しいことがいっぱいあります。早く小学校に慣れて皆さんのいいところをいっぱい出してください。ところで、学校の勉強で一番大事なことは何でしょうか。それは、ハテナ(?)を見つけることです。学校ではハテナをいっぱい見つけて、お友達と一緒にみんなでその答えを見つけてください。それから、学校生活を楽しく過ごすために、2つ約束をしてください。ひとつは早寝、早起き、朝ごはんです。もうひとつは、飛び出しはしません、という約束です。この2つの約束を守って楽しく過ごしましょうね」と新入生に話しました。また、保護者に対しては「本日はお子様のご入学、誠におめでとうございました。皆さんにとってはもちろんのこと、地域においてもかけがえのない宝物であるお子さんをお預かりするということは、とても大きな喜びであるとともに、責任の重さを感じています。ここにいる全職員一丸となって、教育目標である“ともに光かがやく”学校づくりに努力していきたいと思います」などと決意を述べました。
来賓を代表して三澤仁教育長、津谷永光市長があいさつ。このうち、津谷市長は「11人の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんは、この合川小学校にとって初めての1年生です。ここにいるたくさんのお兄さんやお姉さんたちが、皆さんが来ることをとても楽しみに待っていました。これからは、お友だちと一緒に勉強したり、楽しく遊んだり、運動会や学習発表会などいろんな楽しいことがたくさん待っています。先生たちの言うことをよく聞いて、お兄さんお姉さんをお手本にして、早く合川小学校を大好きになってくださいね」と新入生に語りかけ、「保護者の皆様、お子さんたちのご入学を心からお祝い申し上げます。お子さんたちの健全な成長を支えていくのは、家庭と学校が互いに信頼し連携し合うことであります。市としても、学校環境を整えながら、保護者の皆さんが安心してお子さんたちを合川小学校に通わせることができるように、支えていきたいと思います。結びに、三浦校長先生はじめ教職員の皆様においては、統合により新たに誕生した合川小学校という環境の中で、ご苦労も多いと思いますが、市の宝である、そして未来の北秋田を担っていく子どもたちの教育に格別のご尽力を賜りますようお願いします」などと祝辞。
最後に、児童を代表し6年の平川歩未さんが「11人の1年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。ここにいる合川小学校のお兄さん、お姉さん、先生方はみんなとってもやさしいです。これから困ったことがあった時には、何でも私たちに聞いてくださいね。皆さんはあしたから集団登校で学校に来ることになります。私たちと一緒に元気に学校に行きましょう。そして、私たちと一緒にこの新しい合川小学校でたくさんの友だちを作って、たくさんの楽しい思い出を作っていきましょう」などと歓迎の言葉を述べました。
式のあと、児童による新入生を歓迎する会が行われ、2年生18人がステージ前に並び、縄跳びやフラフープ、鍵盤ハーモニカ、詩の朗読などを披露して新1年生を歓迎、会場からは大きな拍手が送られていました。