2012年04月10日
コンテンツ番号1731
確かな技術の習得をめざして
(2012.4.10)
職業訓練法人北秋田職業訓練協会が運営する北秋田共同高等職業訓練校の入校式が4月10日、北秋田市中央公民館で開催されました。
今年度の新入生は、普通課程木造建築科に入校を認められた3名。今春、高校を卒業し、地元企業への就職とともに技術の習得をめざして入校しました。
入校式では、入校生や在校生(2名)、事業主の紹介の後、津谷永光校長が「勤めながらの学習ということで何かとご苦労もあると思うが、家族や事業主のご期待にこたえられるよう、お互い協力し、助け合って、励んでもらいたい。長引く経済活動の低迷などから、事業主の皆さんの苦労もお察しいたしますが、このようなときこそ、確かな腕をもった技術者の要請が賢明であると確たる信念と情熱のもとに入校いただいき心より感謝申し上げます。5名の若者にはしっかり将来を見据えた、りっぱな技術者に育ってもらいたいと期待している。」と式辞を述べました。
続いて、秋田県立鷹巣技術専門校の柴田一路校長が「厳しい経済状況の中、皆様に大きい期待をかけ、認定校に送り出された事業主の皆さんに心から敬意を表します。働きながら学ぶということで、大変なご苦労があるかと思いますが、貴重な技術習得の機会であり、新しい事へチャレンジする最良の機会でもあります。技能習得はもちろんですが、社会人としての朝夕のあいさつ、相手に対してありがとうの感謝の気持、すみませんと謝れる人になっていただき、職場で好かれる技能者になって下さい。」と祝辞。
入校生を代表し工藤諒さんが「木造建築の基本知識と技能を習得し、腕と頭を兼ね備えた新しいタイプの木工技能職人をめざして、規律を守り社会人としての責任ある態度で行動し、先生方の教えを守りいくらでも技術革新に対応できるよう努力する」などと宣誓しました。
入校生は、企業で働きながら、年間63日間ほど訓練校に通い、社会や、体育、建築製図、建築構造、測量、関係法規等を2年間学び、技能や関連知識の習得をめざします。