2012年04月28日
コンテンツ番号1668
7頭の仔熊が誕生
(2012.4.28)
阿仁地区のマタギの里熊牧場が4月28日(土)、オープンし、今年生まれた仔熊をみようと多くの家族連れでにぎわっています。
マタギの里熊牧場は、日本でもめずらしいツキノワグマを専門とする牧場で、80頭の熊が猿山ならぬ熊山で暮らしています。
最近、鹿角市の熊牧場で熊が柵から逃げ出す事故が発生したため、同熊牧場でも安全面を入念に検査してのオープンです。
開園前に行われたセレモニーでは、熊牧場の指定管理者であるマタギの里観光開発株式会社の鈴木謙一代表取締役社長が「鹿角の熊牧場で事故があり、又韓国でも事故があったなかでのオープンとなったが、当熊牧場は、安全第一に運営しており絶対安全ですので安心してご覧になってください」などとあいさつ。
続いて虻川副市長が「鹿角市でいたましい事故があったので、市としても3回ほど点検し、県の指導検査でも大丈夫と言われてる。平成2年のオープン以来、1度の事故もなく運営している。開園から22年目となるが、昨年末で入場者が19万8千人となり20万人達成が目前まで来ている。安全面には最大限努力しながら、この熊牧場を地域の皆さんと大事にしながら一生懸命育てていきたい」などとあいさつしました。
この後、鈴木代表取締役社長、虻川副市長、地元自治会長、大阿仁保育園の園児らによってテープッカを行い、開園中の無事故と多数の来場者が訪れることを祈願しました。
園内で年はオス3頭、メス4頭の合わせて7頭が誕生。体長約40センチ、体重約1キロ程の愛くるしい仔熊たちが代わる代わる登場すると、開園を楽しみにしていた家族連れが、仔熊にふれたり、一緒に写真を撮ったりして楽しんでいました。
園内では熊の餌が販売されており、餌を与えようとするとおねだりしたり、上手に口でキャッチしたり、春の暖かい陽ざしを浴びて木の上で気持ちよさそうに昼寝をする熊など、ユーモラスな表情を見ることができます。
マタギの里熊牧場
開園時間
9:00〜16:00
入場料
大人500円、中学生300円、小学生200円、幼児無料
仔熊のふれあいコーナー(マタギの里熊牧場内)
時間
10:30〜11:30、13:30〜14:30の1日2回(仔熊が大きくなる6月末頃まで)
お問い合わせ
マタギの里観光開発株式会社
TEL:0186-84-2458