2012年03月02日
コンテンツ番号1706
子どもたちの健やかな成長を願う
(2012.3.2)
市立たかのす幼稚園(三澤仁園長、園児11人)のひな祭りお茶会が3月2日(金)、同園で開かれ、市内の茶道教室協力を得て園児たちがお茶を楽しみました。
同園のひな祭りに合わせたお茶会は、「表千家小坂キヌヱ社中」の協力により平成11年から続いているもので、今回で14回目。今年も保護者や園児の弟、妹も参加し、約30人でにぎやかにお祝いしました。
この日は小坂代表含め5人の皆さんが、人数分の茶碗など道具一式を携え訪れました。会場の遊戯室には、7段飾りのひな人形のほか、園児たちが紙や紙粘土で作ったひな人形も飾られ、華やいだ雰囲気の中、園児たちがきちんと正座でごあいさつし、お茶会が始まりました。
はじめに小坂さんが「今年もおひな様にお招きいただき、ありがとうございました。14回目のおひな様のお茶会になりました。毎年子どもたちの元気な顔を見るたびに、私たちも元気をもらうこどができます。今日は、表千家の先生たちがお茶を点てますので、おひな様にお供えして、毎日が元気で、笑顔で、健やかに成長されますよう、皆さんも一緒にお祈りしましょう」などとあいさつ。
お茶会では、小坂社中のみなさんがお茶の作法を説明しながら、園児1人ずつに和菓子と釜の湯から点てた抹茶を振舞いました。園児たちは、立ち雛が描かれた大きな茶碗を小さな手に持ち、ゆっくりお茶を味わっていました。中には、お茶がおいしくてお代わりを要求する園児もおり、小坂さんはうれしそうに「そういう時は、お続きちょうだいいたします、と言うんですよ」と園児たちにお茶を点てていました。
また、園児の保護者にもお茶が振る舞われ、小坂社中の皆さんが点てたお茶を園児たちが運びました。
お茶をいただいた後、子どもたちは「お茶の飲み方を教えてくれてありがとうございました。おいしかったです。ごちそうさまでした」と大きな声でのお礼を言い、「うれしいひな祭り」の歌を披露し、お茶の先生たちに感謝の気持ちを伝えました。