2012年02月01日
コンテンツ番号1624
~市内各神社で厄払い祈願~
市内各地区の神社で2月1日(水)、恒例の厄払い行事が行われ、この一年の厄年を無事に乗り切ることができるよう、宮司からお祓いを受け、神前に玉串を捧げ厄除けを祈願しました。
女性は数え年19歳と33歳、男性は25歳と42歳、また地域によっては男女62歳を厄年といい、特に女性の33歳と男性の42歳、62歳を大厄と呼び、社寺でお払いを受ける習慣があります。
今年大厄に当たるのは、女性の33歳が昭和55年生まれ(56年早生まれを含む)、男性の42歳が同46年生まれ(47年早生まれを含む)、62歳が同26年生まれ(27年早生まれを含む)の方たちです。厄払いは旧正月の行事として江戸時代あたりから行われるようになったもので、北秋田地方では、現在は新暦の2月1日に行うのが多いようです。
このうち、鷹巣神社で行なわれた33歳厄払い祈願式では、40人が出席し厄除けを祈願しました。同神社では黒留袖に丸髷(まげ)姿で参加する女性が多いことから、伝統的なスタイルでお参りする女性たちを写真に収めようと、市内外からアマチュアカメラマンが大勢訪れるのも毎年の風景となっています。
鷹巣神社での祈祷を済ませた女性たちは、通称「女の神様」として知られる元町の三吉神社にもお参り。この後女性たちは、中心商店街のにぎわいづくりに一役買おうと、そのままの正装姿で鷹巣駅前の目抜き通りを行進し、商店や道行く人たちから注目を浴びていました。
また、森吉地区では33歳の女性、42歳、62歳の男性が参加しての合同祈願祭が行われ、厄除けと互いの多幸、長寿を祈りました。
このうち、前田地区合同歳祝いは四季美館で行われ、51人が参加して祭事を行いました。祭事の最後には、88歳のお祝いとして5人の方々に記念品が佐藤誠実行委員長から手渡されました。米内沢地区合同歳祝いは、米内沢神社で行われ、56人が参加して祭事を行いました。それぞれ祭事の後には祝宴が行われ、厄年をともにした世代間の交流を楽しんでいました。