2012年02月11日
コンテンツ番号1614
第18回鷹巣もちっこ市が2月11日(土)、綴子・大太鼓の館駐車場の特設テントを会場で始まり、手作りの餅や各種特産品などを買い求める大勢の人でにぎわっています。
鷹巣もちっこ市は北秋田市鷹巣物産協会(村井松悦会長)が、米の消費拡大と観光客が遠のく冬季間の誘客を図ろうと開いるもので、今年で18回目となり、新しい小正月行事として定着しています。
はじめに、午前9時から開会セレモニーが大太鼓の館前に造られた雪の御堂の前で行われ、津谷市長ほか物産協会、観光協会、JAなどの関係者が神事に参列して、玉ぐしを奉てんし、誘客とイベントの成功、事故のないよう安全祈願をしました。
神事の後、村井会長が「私たちはテントの中で出店者、お客さんが絆を大事にしながら、この伝統行事を守っていきたいと考えています。テレビの取材もあり『もちっこ市』の認知も高まっているのでこれからもみんなで盛り上げて行きたい。今日明日、天気に恵まれてたくさんの人が『もちっこ』、『あめっこ』にお出でいただき盛大になるよう期待します」などと主催者を代表してあいさつ。
来賓として津谷市長は、「もちっこ市は年をおうごとにたくさんの人が来ていただき、北秋田鷹巣の小正月行事になくてはならない立派な行事に育った。この地域のおいしいお米ときれいな水、きれいな空気と農産物は多くの方々に誇れるもの。そのおいしいお米で作ったお餅をみんなに提供し、生産者の方々とお客さんが顔を見ながら買ったりできる地産地消の意義のある祭りです。いろんなお餅がありますので2日間を通じ、たくさんの方々に訪れていただき、どんどん消費をしていただいて、この北秋田を活気づけていただきたい」などと祝辞を述べました。
セレモニーの後、商売繁盛や家内安全などを祈願して餅まきが行われ、集まった人たちがご利益にあずかろうと、まかれた紅白の餅に手を差し伸べていました。
市(いち)の会場となっている駐車場内に設営されたテントでは、約20のお店が枝餅や干し餅や切餅、お焼き、大福餅といった各種の手づくりの餅から白菜漬けや高菜漬けなどの漬物類ほか、海産物の加工品、肉の煮込みなど地元の特産品をズラリと並べ、大勢の人たちでにぎわいを見せています。
また、会場では餅つきや、おしるこが無料で振舞われているほか、大太鼓の館では綴子大太鼓保存会による大太鼓の実演も行われ訪れる人を楽しませています。
この日、市選挙管理委員会では、もちっこ市会場内で明るい選挙推進のための啓発活動を行いました。市選挙管理委員、市明るい選挙推進協議会委員、事務局職員ら14人が参加し、使い捨てカイロを配りながら、イベントで訪れた人たちにクリーンな選挙を呼びかけました。
もちっこ市
- 開催時間 2月11日(土)、12日(日) 9:00〜16:00(12日は15:00まで)
- おしるこ無料サービス 10:00|12:00|14:00(数量限定)
◎問い合わせ
北秋田市鷹巣物産協会 電話 0186-62-1851
北秋田市商工観光課 電話 0186-72-5243
大太鼓の館
- 実演時間 2月11日(土)、12日(日)演奏時間は約15分
- 太鼓実演時間 10:00|11:15|12:40|13:40|14:40|15:40
◎問い合わせ 大太鼓の館
電話 0186−63−0111