2012年02月20日
コンテンツ番号1607
市民提案型まちづくり事業の事業成果報告会が2月20日(月)、市役所で開かれ、今年度採択された3事業について実績が報告されました。
市民提案型まちづくり事業は、市民と地域社会及び行政が一緒になって、地域課題を解決する「市民協働」のまちづくりを進めるため、市民団体が自主自発的に行う事業に対し、事業の最大50%、最高100万円を市が補助金として交付しています。
今年度は、秋田県の環境とエネルギーを考えるつどい(鷹巣安全な石けんを広める会、柳谷純子代表)、ありがとう※コンテスト(まちなかトーブ、村岡典子代表)、第21回北秋田鷹巣祇園太鼓発表審査会(北秋田鷹巣祇園太鼓振興会、今立明代表)の3事業が実施されました。 ※はハートマーク
→平成23年度採択事業
→平成23年度採択事業(2次募集)
報告会には、鷹巣安全な石けんを広める会の佐藤美由起さん、まちなかトーブの村岡代表、北秋田鷹巣祇園太鼓振興会の今立代表のほか、同事業補助金審査委員会の委員4人、市生活課の担当者3人が出席。
はじめに、同事業補助金審査委員会の佐藤征太郎委員長が「それぞれの団体が有意義な活動をしていることを新聞報道等で確認し、私どもも審査のしがいがあったものと感じている。それぞれの事業を来年度に向けて継続し、市民に広げ、これからも良い方向にもっていけるようがんばってほしい」などとあいさつ。
続いて、それぞれの団体が実施した事業の内容や問題点、要望などを報告。報告者からは「現在は補助金が50%で自己負担も50%だが、事業の規模に合わせて補助率が変わるシステムなど、もう少し気軽に使える形にしてもらいたい」、「市民提案型まちづくり事業は市の補助金ですが、これからの発展を考えると他市町村とのネットワークなど広域でやるということも視野に入れてもよいのでは」などと意見や要望が出されました。
審査員からは「市民提案型まちづくり事業補助金を多くの団体に活用してもらうため、この事業で行うイベントや行事の横断幕や看板等に事業の名前を載せてPRしてもいいのでは」、「北秋田市にはボランティア団体がたくさんあり、他団体との交流でお互いの団体のことを理解し合うことによって、横のつながりができてきて、予算部分も3つ4つの団体が集まることによって可能になる事業もあると思うので、ぜひ考えてほしい」などの意見が出されました。
また、担当者からは「平成24年度も市民提案型まちづくり事業の予算要求をしており実施予定なので、たくさんの団体からこの事業を利用してもらいたい」、「事業を立ち上げる前の話し合いの段階にも補助金が使えるよにするなど、補助金を使いやすい形に検討していきたい」と述べるなど、報告会では同事業の効果的な実施や利用を探りました。