2012年02月23日
コンテンツ番号1605
北秋田市交通安全対策会議が2月23日(木)、市交流センターで開かれ、平成27年度までの交通安全に関する総合的な施策となる北秋田市交通安全計画のついて協議が行われました。
交通安全計画は、交通安全対策基本法に基づき、安全で安心して暮らせるまちを目指して、交通安全対策全般に関わる総合的かつ長期的な施策を強力に推進していくため、北秋田市内において講ずべき交通の安全に関する施策の大綱として定めるものです。
今回策定される計画の期間は、平成23年度から27年度まで5年間。市では、計画策定のため平成23年8月に、民間識者13人による北秋田市交通安全計画検討会を設置。交通安全計画に盛り込む事項や計画を実現性のあるものにするための方策を検討してきました。
この日行われた北秋田市交通安全対策会議(会長:津谷市長)では、検討会の提言などから計画決定に向け、交通事故等の目標設定や目標を達成するための施策について協議しました。
数値目標では、交通事故による年間の死者数を2名以下、死傷者数を50人以下に設定。目標達成のために講ずる施策としては、少子高齢社会への対応、歩行者や自転車者の交通安全確保、生活道路・幹線道路における安全確保、市民自らの意識改革の4つ視点から次の9つを柱とすることに決めました。
(9つの対策)道路交通環境の整備交通安全思想の普及徹底安全運転の確保車両の安全性の確保道路交通秩序の維持救助・救急活動の充実交通事故被害者支援の推進雪に強いまちづくりに対応した交通安全の確保交通事故分析等調査結果の活用
北秋田市の交通事故の現状は、毎年、多くの事故で約4人が死亡し、118人が負傷しています。市民の交通事故防止への真剣な取り組みにより、事故発生件数及び負傷者数はともに減少傾向にあり、最近の10カ年では、平成22年が発生件数54件、死傷者数63人で、平成13年の発生件数160件、死傷者数191人と比較すると、発生件数で約66%、死傷者数で約67%が減少しています。