2012年01月04日
コンテンツ番号1582
平成24年の仕事始めを迎えた1月4日(水)、市役所本庁舎大会議室で津谷市長が幹部職員ら約80人を前に年頭の訓示を行い、「気持一新、空へ昇る龍のごとく、常にポジティブな発想で」と職員の奮起を促しました。
津谷市長は、はじめに「昨年の東日本大震災などで我々日本人の価値観や幸福感が大きく変化してきていると言われています。大震災の大きな衝撃は、我々にお金や物といった物質的幸福のはかなさを痛感させるとともに、家族や人とのつながりや絆の尊さと大切さを改めて実感させました。そしてこの国難ともいえる大惨事に今なお多くの人々が様々な形で被災地への支援を続けてくれております。人は人のために行動し、人の役に立つことで生きる喜びや生き甲斐を感じるものだと思います。まさに私たち行政も市民の役に立つことが喜びであることを今一度思い起こそうではありませんか」と職員に呼びかけました。
そして、「昨年私はトップセールスを掲げ、職員の皆さんの協力をもらいながら北秋田市を県内外、外国にまでも発信してきました。その結果新しい雇用や六次産業、北秋田市産品の販路拡大など少しずつ結果が芽ばえてきました。今年はさらに北秋田市民の所得向上に結びつき、市民が夢と希望の持てるような北秋田市作りに邁進して参る覚悟です」と今年の取り組み姿勢を述べました。
また、「今、わが国は東日本大震災の復興、そして財政再建と経済成長という厳しい、しかしやり遂げなければならない大命題を抱えております。そして、我々地方自治体も財政の健全化は待ったなしの対応が迫られていることも事実です。それゆえ、このような情況の中だからこそ、北秋田市職員の皆さんの柔軟な思考と行動力そしてチームワークの見せどころだと思います」と述べました。
最後に「新しい年が明けました。気持一新、空へ昇る龍のごとく、常にポジティブな発想で職員一人一人が誇りを持ち、健康には十分留意し思う存分励んで欲しいと思います。皆さんの活躍を大いに期待します」と訓示を行いました。