2012年01月17日
コンテンツ番号1577
(2012.1.17)
北秋田市農業再生協議会(会長:津谷市長)の臨時総会が1月17日(火)、市役所大会議室で行われ、市の平成24年度米生産目標数量の配分方針などを協議しました。
市米生産目標数量は、国から示される今年の都道府県別の米需要量に関する情報から、県が県米政策推進協議会における検討を踏まえたうえで、市町村別の需要量と面積換算値を算定し、市町村に通知します。これにより各市町村における今年の米生産数量目標と数量の面積換算値が決まります。
開会にあたり、津谷会長は「昨年は、これまでの担い手重点支援から全生産者支援へ。生産調整の協力者支援から非協力者に対しても支援するなどしてきた。また、3月に発生した東日本大震災に伴う原発事故の問題、TPP参加への動きなど農業を取り巻く環境は不透明な状況となっています。市としましては、これまでと同様に地域農業発展のため、農業振興を推進していきたいと思っておりますので、今後ともご理解とご協力をお願いします」などとあいさつしました。
このあと、事務局から県から通知のあった平成24年産米生産数量目標等について、全国では前年度比2万トンの減(0.3%減)。秋田県としては生産数量目標は443,640トン(前年度比0.7%の増)。また、北秋田市は17,699トン(前年比0.3%増)と報告がありました。
報告の後に北秋田市の生産数量目標の配分について協議され、共済単収を用いた配分方針とし、10アールあたりの基準単収を鷹巣地区539キログラム・生産目標数量9656トン、合川地区555キログラム・生産目標数量4349トン、森吉地区531キログラム・生産目標数量2537トン、阿仁地区485キログラム・生産目標数量1032トンとすることが決定されました。