2012年01月23日
コンテンツ番号1562
阿仁生き活き大学(湊一彦学長)の学習会が1月24日(火)、阿仁ふるさと文化センターで開かれ、津谷市長が受講生を前に市の取組みなどを説明しました。
阿仁生き活き大学は今年度で11年目を迎え、60歳以上の大学生53人が年間6回の講座で学んでいます。1年間受講した方には、修了証が授与され、受講を継続することにより、修了証は毎年授与され、修了証4枚で学士号、6枚で修士号、8枚で博士号、10枚で名誉博士号が与えられます。
この日は今年度第5回目の講座。市政について学ぼうと津谷市長を講師に迎えて学習会が開催され、約50人が参加しました。
はじめに柳谷憲二運営委員長が「運営委員会で他の所ばかりでなく、北秋田市のことも考えてみたらということで市にお願いしたら、市長が直々にみなさんとお話ししたいということで駆け付けてくれました。この機会ですので遠慮なく質問をしていただければと思います」などとあいさつをしました。
続いて、津谷市長が『「北秋田市の現状と将来」について』と題して講話。はじめに合併して広範囲になった市について内陸線や商店街などの例を上げながら「同じ北秋田でもそれぞれの地域を知らなければ悲しいこと。どういう地域でどう苦労されているか理解し合い、旧4町の良さを分かちあうことをやっていきたい」などと述べ、決算資料や人口推計などをもとに市の状況を説明しながら「厳しい財政状況ではあるが、地球温暖化防止で森林に目が向けられている。将来に向け森林を活かしていきたい」、「内陸線は24年度が勝負の年。沿線にはすばらしい資源があり活かしていかなければならない。国民文化祭など全国から人が集まって来るときに内陸線を利用しながら北秋田市をPRしていきたい」などと述べました。このほか、秋田大学との連携や病院問題、市のPRなど市政全般にわたる取組み状況を説明し「宝のある地域です。みなさんが喜んで暮らせるよう、将来に明るさをもてるよう今後も取り組んでいきたい」などと述べました。
最後に湊一彦学長が「生き活き大学は心身共に健康であることが第一。その上に問題の本質をいかに的確に判断出来るかが大事な視点。市長の話から阿仁を見たとき、自然、人情、文化、食材が豊かであり、これをつなげて盛り上げていきたい」などと感想を述べながらお礼のあいさつをしました。