2013年12月18日
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鈴木芙由子選手の2度目の五輪出場が決定
(2013.12.18)
北秋田市鎌沢出身で陸上自衛隊冬季戦技教育隊所属の鈴木芙由子選手(24歳)が、2月のロシア・ソチ冬季五輪バイアスロン競技の代表に決定しました。
日本は世界選手権のポイントによる国別ランキングで、女子4人、男子1人の五輪出場枠を獲得していましたが、日本バイアスロン連盟が12月14日、国内大会やワールドカップなど海外での成績を基に男女5人の出場選手を選出したものです。鈴木選手の五輪出場は前回のカナダ・バンクーバー大会に続いて2度目です。
鈴木選手は、合川南小学校でクロスカントリースキーを始め、合川中学校、米内沢高校へ進み各種大会で活躍しました。平成19年に自衛隊に入り、距離スキーからバイアスロン競技に転向し急成長を遂げて22年のバンクーバー五輪に初出場。五輪では3種目に出場し、スプリントで44位と健闘しました。その後、23年のアジア冬季大会個人(インデビデュアル)準優勝、24年の世界選手権個人(インデビデュアル)18位、25年のアジア選手権では、パシュートと個人(インデビデュアル)で優勝を飾るなど日本のエースとして力を発揮してきました。また、今シーズンのワールドカップでは、第2戦のパシュートで27位の成績を収め、チームのけん引役を果たしています。
海外遠征中の芙由子さんからのメールでソチ五輪出場決定の報告を受けた母親の美千子さん(51歳)は、「決まってホッとしました。日本の女子チームのメンバー4人で力を合わせて頑張ってもらいたい」と話ました。
今後、鈴木選手は、ワールドカップを転戦し、1月中旬に一時帰国した後、下旬にソチへ向かう予定です。