2013年12月24日
コンテンツ番号1510
次代を担う子どもたちへ再生可能エネルギーの推進
(2013.12.24)
脇神地区の市遊休地へ設置が進められていた太陽光発電所(メガソーラー発電所)の開所式が12月24日(月)、同敷地内で行われ、関係者らが開所を祝いました。
同施設は、「スパークス・アセット・マネジメント」(本社・東京都)の子会社で再生可能エネルギーによる発電事業を行う「スパークス・グリーンエナジー&テクノロジー(SGET)」が現地法人「SGET秋田メガソーラー合同会社」を立ち上げて事業を行うもので、平成25年の6月から設置工事が行われ、着工から約半年を経て、この度の開所に至りました。発電所は12月18日から稼働しており、発電された電気は東北電力に売電されています。
開所式では、事業主を代表してスパークス・グループの阿部修平代表取締役社長から「この発電所は、当社として初めて東北での工事着工となった記念すべき発電所であり、我々の取組みが北秋田市及び秋田県における再生可能エネルギーの更なる普及に繋がれば幸いだと思う。現在全国で10カ所のメガソーラー事業を手掛けているが、日本の原風景を残しながら、新しい文化の実現を可能にする非常に有益な仕事であると感じている。発電所を作ったから終わりというのではなく、子どもたちのために我々のメガソーラー発電所が、この土地の誇れるシンボルとなるように努力をし、単なる経済的な損益やエネルギーの供給で終わらずに、世界を笑顔にすることを心がけたい」などとあいさつを述べました。
次に津谷市長が「太陽光発電に不利と言われる雪国であるにも関わらず、全国の中から、当市を選んでいただいたことにお礼申し上げます。東日本大震災以来、再生可能エネルギーの推進は大きな課題であったが、地域の次代を担う子どもたちの未来と市民の皆さんの環境意識の向上のために活用させていただきたい。秋田県内で稼働するメガーソーラー発電所6カ所のうち計画出力2.6メガワットは最大規模であり、壮観で大規模な当市の発電所が、市の新たなシンボルとなり、市内外の皆さんから親しまれる施設となるように期待する」などとお祝いを述べました。
この後、津谷市長、阿部代表取締役社長、発電所に隣接する鷹巣南中学校と鷹巣中央小学校の柴田校長と高橋校長、施工者の本荘電気工業の塩谷久樹代表取締役の5人によるテープカットが行われました。