2013年11月08日
コンテンツ番号1497
北秋田市医療講演会について説明
(2013.11.8)
津谷市長の定例記者会見が、11月8日(金)、市役所で開かれ、今月開催する「北秋田市医療講演会」について説明しました。
主な会見の要旨は次のとおりです。
北秋田市医療講演会について
11月16日、午後2時から中央公民館で「北秋田市医療講演会」が「先進がん治療の今」と題して開催します。以前の記者会見でもお伝えしているとおり、現在、北秋田市民病院で次世代のがん治療専門家の育成のために行われている「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」、いわゆる「がんプロ」の中心となってご尽力をされている東京医科歯科大学の小嶋一幸教授と、秋田大学の本山悟教授のお二人をお招きして、この度の講演会を行うこととなったものです。小嶋教授は、日本トップレベルの腹腔鏡手術で活躍をされているスーパードクターであり、すでに北秋田市民病院でも今年の7月から4例の執刀を行って頂いていますし、本山教授は、食道がん手術の第一人者であり、北秋中央病院の時から10年以上にわたり、この地域の食道がん患者の手術を行っていただいている我々にもなじみのある先生です。小嶋教授には今年の6月28日にも、県北地域の医師や医療関係者を対象とした講演を行っていただきましたが、今回は一般の市民の皆様を対象に、がん治療というものが医学の進歩によって、我々の身近なところで、どの程度進んでいるのかなどのお話をしていただくことで、わざわざ遠くの病院に行かなくても、地元の北秋田市民病院で最先端の治療を受けることができるということを知っていただく良い機会になればと期待をしているところです。ぜひ、たくさんの市民の皆様に、がん治療の最先端におられるお二方の貴重な講演を聞いていただきますよう、マスコミの皆様からもPRをよろしくお願いします。
主な質疑応答
米の生産調整(減反)の廃止について、秋田県知事は見直しの必要があると発言しているが市長の賛否を伺いたい。
今は中山間地域の水田に対しても所得補償があるが、生産コストを下げなければ外国との競争にも勝てないということで、日本の農業も拡大化が進められ、農業をめぐる現状は、昔とだいぶ変わってきている。北秋田市の農業を見ると、拡大化が進められてはいるが、広大な平地農業の所にはとても太刀打ちはできないし、そうしたなかで急激に生産調整を見直すことには無理がある。中山間地域で米を作るというのは、ただ単に米を作るだけではなく、そこの地域の水の管理をしてくれたり、農村の原風景を維持してくれたりという役割を担っていることからも、中山間地と広大な平地をもった農業を一律して制度を改正して、従わせるのには疑問を感じる。
全国どぶろく研究大会が開催されるそうだが。
来年の1月23日、交流センターで行うことにしており、それに向けた第1回の実行委員会を今月15日に開催する。全国でどぶろくを造っている方々が一堂に会する大会が、来年この北秋田市で行われる。これを機にどぶろくだけではなく、観光をはじめ北秋田市の良さを全国に発信していきたい。