2013年11月18日
コンテンツ番号1490
元森吉町収入役の白澤昭喜さん
2013.11.18
元森吉町収入役の白澤昭喜さん(81歳・桂瀬)が11月18日(月)、市役所を訪れ、市へ自費出版した写真集「なつかしい故郷」を30冊寄贈しました。
写真集は、白澤さんが撮影から現像、焼付けまでを行って保管していた写真のなかから、桂瀬、前田、米内沢地区の昭和30年代の様子を中心に収めたもの。代掻きや田植え、稲刈り、集落総出の薪出し作業のほか、嫁入りや運動会、子どもの遊びなど、当時の暮らしを伝える貴重な写真が多数収録されています。写真集はB5版68頁で、200冊発行しました。
白澤さんは津谷市長へ写真集を手渡し「地元の理容店に掲示したのがきっかけで、森吉中学校や地元郵便局、前田公民館からの依頼を受け掲示したところ大変好評で、写真集として発刊しました。素人が撮ったスナップ写真で恥ずかしいですが、新聞で紹介されてから、反響があり驚いている」などと話しました。
寄贈を受け津谷市長は「ありがとうございました。当時の地域の写真を撮り、それをまとめることは大変なこと。写真集は地域の行事や出来事、風習、歴史を物語る貴重な資料であり、ふるさと学習などにも使ってもらいたい」などとお礼を述べました。
寄贈いただいた写真集は、市内の小中学校や公民館、図書館で活用させていただくことにしています。