2013年11月26日
コンテンツ番号1482
県青少年健全育成功労者表彰を受賞
(2013.11.26)
北秋田鷹巣祇園太鼓振興会
11月14日に秋田県庁で行われた青少年健全育成秋田県大会で県知事表彰を受賞した北秋田鷹巣祇園太鼓振興会の今立明代表らが11月26日(火)、市役所を訪れ、津谷市長に受賞を報告しました。
同会は昭和61年に和太鼓保存会(鼓道)として活動を始め、平成5年に「鷹巣祇園太鼓振興会」を結成。平成17年には「北秋田鷹巣祇園太鼓振興会」に改称し、活動を鷹巣地区だけでなく市内全域に広げて市内の小学生を中心に太鼓の指導にあたりました。これまでに指導を受けた子どもたちは1700人以上を数え、子どもたちの伝統芸能意識の高揚を図るとともに、技術の向上と子どもたち同士の交流を深めるなど、これまでの活動が青少年の健全育成に深く貢献したとの理由で青少年健全育成功労賞を受章しました。
報告に訪れた今立代表らは「善意で始めた活動がここまで続き、1700人の子どもたちという貴重な財産ができた。指導者不足などの課題はあるが、子どもたちの育成と地域の伝統芸能の継承のほか、これを観光に絡めていくために協力をお願いしたい」と報告。
津谷市長は「これまで続けてきたことが財産であるし、これからも子どもたちの健全育成を目的とした活動をお願いしたい。昔は、祭り行事に大人と子どもが一緒に参加することが教育であったが、子どもの数も少なくなり難しくなった。子どもたちが頑張ることも町興しの一環となるため、これを観光と絡めていければ」などと受賞を称え、今後の活動に期待を寄せました。