2013年11月28日
コンテンツ番号1479
阿仁の町を案内します
(2013.11.28)
阿仁合小学校6年生による観光案内人
市立阿仁合小学校(佐藤高義校長、児童数49人)の6年生児童12人による観光案内が、11月28日(木)、阿仁合駅周辺の名所を巡りながら行われ、訪れた観光客らに自分たちの町を案内することができるように、本番さながらの練習をして歩きました。
この行事は、阿仁合小学校6年生の児童たちが自分たちの町の歴史や文化を観光客に紹介するために今年の6月頃から総合学習の授業で行われていたもので、児童たち自らがコースを歩き、説明の原稿を考え、30分程度で周回できるコースを作り上げました。
この日は、雨が降るあいにくの天気でしたが、3人ずつ4班に分かれて元気よく阿仁合駅を出発。4班のうち、1班の案内ルートでは、最初に明治15年にドイツ人技師アドレフメツケルらによって建設された洋館の「阿仁異人館・伝承館」を訪れると、次に阿仁鉱山を発見したとされる「高岡八右衛門の墓地」、高台から阿仁の街並を望むスポット、平賀源内が歩いたとされる坂道「源内坂」、鉱山で働く不心得者を追放した場所とされる「無縁塔」、阿仁河川公園の順に巡り、最後は阿仁合駅に戻ってきました。
各地では「ふるさとあに観光案内人の会」会員らを観光客に見立て、児童たちがこの日のために暗記した案内を元気よく大きな声で説明し、河川公園では生徒たちによる「安の滝悲恋伝説」の紙しばいも行われました。
また、この他にも阿仁合駅の待合室には、児童たちが手づくりした阿仁の見どころが記載されたポスターが掲示され、駅を訪れた人たちに好評を博しています。