2013年10月04日
コンテンツ番号1447
全国高校生スクール「S」セレクションで銀賞を受賞
(2013.10.4)
第1回全国高校生スクール「S」セレクションで、今大会の参加校の中では最高賞となる「輝〈かがやき〉」(銀賞)を受賞した県立秋田北鷹高校家庭クラブの部員が10月4日(金曜日)に市役所を訪れ、津谷市長に受賞報告しました。
全国高校生「S」交流フェアの「S」は、「食」「生」「食」をローマ字にしたときの頭文字。全国の食や職に関わる高校生が、「取り組みの発表」、「開発した商品の紹介・販売」などを行い、互いを評価しながら進化していくことを目的として、三重県多気町を会場に、9月27日から29日の3日間の日程で、北海道から沖縄まで全12校が参加して行われました。
秋田北鷹高校は、「きたあきたお土産プロジェクト〜食で街を元気に!」をテーマに、プレゼンテーションで「しょうゆバター餅」プロジェクトや「比内地鶏とししとうカレー」の開発。高校生による地域おこしと社会貢献について発表し、今回の最高賞となる銀賞を受賞しました。
この日に受賞報告に訪れたのは、部員8人と同クラブ担当の教諭や市教育委員会生涯学習課の担当職員も同席しました。
工藤部長をはじめ部員らが「三重県で行われた『S』の交流フェアの研究発表で『輝』を受賞しました。発表では昨年度から携わっているバター餅、今年度に家庭クラブが発案したししとうカレーについて発表しました。発表会のほかにも他校とバーベキュー等で交流を深めたり、三重県相可(おうか)高校の『まごの店』というレストランで食事することもでき、有意義な時間を過ごすことができました」などと津谷市長に報告。
報告を受け、津谷市長は「素晴らしい成績を受賞したという報告を受け、たいへん嬉しく思っている。色々な材料を使いながら自分たちで創作し、商品を作っていくなかで、楽しいこともあれば悩んだり苦しんだこともあったでしょうが、すべて良い経験になったと思う。これを契機に、さらに大きく飛躍していただきたいと思っていますし、この地域に元気を与えてくれる北鷹高校という学校があることを市民の皆さんも誇りに思っていますので、これからも北秋田市を元気づける役割を担ってもらいたい」などと祝福しました。
最後に、津谷市長から抱負について聞かれると「地域活性化に繋がるような特産品を使ったお土産などの開発をしたい」、「秋田北鷹高校にしかできない、地域活性化を考えて地域に貢献していきたい」、「バター餅やししとうの他にも、北秋田市の特産品を見つけ出し北秋田市を全国にPRしていきたい」などと部員たちは述べました。
今年度に開発した「ししとうカレー〜まいるど(旨)&わいるど(辛)」は9月20日から物産館で販売が開始されています。