2013年10月11日
コンテンツ番号1448
地域の絆の再構築を目指して
(2013.10.11)
第9回北秋田市社会福祉大会が10月11日(金)、北秋田市社会福祉協議会(高坂祐司会長)の主催で、北秋田市文化会館を会場に開かれ、福祉活動功労者の表彰や地域福祉活動の実践報告などが行われました。
9回目となる今大会のテーマは『地域の絆はみんなの笑顔から』。人口減少や少子高齢化が急速に進行し、長引く景気低迷による生活困窮者の増加など、現行の公的福祉サービスで対応しきれない生活課題が増大するなか、誰もが住み慣れた地域で、その人らしく安心して暮らしていくために、地域の中での人と人との絆について考え、思いやりと優しさを持って共に支え合う地域福祉の推進を図ることを目的に開催されました。
はじめに、高坂会長が「福祉業界は成熟期を迎え、厳しい競争社会で、基本的観念さえ変化する時代。私たちは現状を分析し、住み慣れた地域で生活を可能とする仕組みを早急に作っていく必要がある。福祉施設の充実、雇用の拡大、市街地活性化を目標とした未来づくりを具現化するため努力していく」などとあいさつ。
続いて北秋田市社会福祉協議会長表彰、秋田県共同募金会長表彰の授賞式が行われ、福祉事業に貢献、功労された方々に表彰状や感謝状が贈られました。
また、来賓を代表して津谷市長、市議会の佐藤吉次郎議長、近藤健一郎県議会議員、北林丈正県議会議員が祝辞を述べ、このうち津谷市長は「全国的にも少子化、人口減少が進み、当市においてもその傾向が顕著になってきておりますが、市では市民の皆さんの安全安心と生きがいのある充実した生活が営むことができる地域づくりを目指し、救急医療キットの整備や福祉の雪事業などにより、きめ細かな対応に取り組んでいます。本日の大会が笑顔溢れる楽しい大会となり、明るく活力ある街づくりの新たな出発点になることを期待します」などとあいさつしました。
この後、大会宣言が「見守りや声掛けなど、顔が見える地域での取り組みを通して、身近な人の抱える悩みに気づき、寄り添い、思いやりの心を育てていき、優しさを持ってともに支え合う福祉社会の実現に向けて邁進していくことを宣言する」などと読み上げて提案され、来場者からの大きな拍手で承認されました。
式典に引き続き、秋田北鷹高等学校家庭クラブが「私たちの力で地域を元気に!!きたあきたお土産プロジェクト!」と題して実績報告をおこない、市社会福祉協議会の松橋恵子部長が「地域福祉課題の掘り起しと社会福祉協議会の役割」と題して活動報告を行ったほか、秋田お笑い大使の落語家・桂三若氏が「笑って笑って、お元気に!」と題して講演を行い、それぞれ来場者は熱心に聞き入っていました。
北秋田市社会福祉協議会長表彰
社会福祉施設従事者功労
- 交楽会もりよし荘
- 柴田宣子さん
- 鈴木要さん
- 播磨辰也さん
- 山田正さん
- 吉田有子さん
- 永坂公子さん
- 松橋拓美さん
- 工藤明仁さん
- 柴田真理子さん
- 交楽会森幸園
- 成田はるみさん
- 交楽会もりの郷
- 神成基さん
- 武石秀典さん
- 阿仁ふくし会山水荘
- 伊藤範行さん
- 加藤恵美子さん
- 松橋喜代美さん
- 宮本恒子さん
- 庄司典子さん
- 三浦晴美さん
- 佐々木久彦さん
- 工藤尚人さん
- 山田貴博さん
- 佐藤照美さん
- 吉田祐子さん
- 藤嶋留美子さん
- 佐藤文子さん
- 阿仁ふくし会山水荘デイサービス
- 梅邑正志さん
- 梅井久美子さん
- 山田豊さん
- 阿仁ふくし会山水荘指定居宅介護支援事務所
- 今井実香子さん
社会福祉協議会従事者功労
- もりよし地域福祉センター
- 三浦誠さん
- 補助器具センターたかのす
- 佐藤誠さん
地域社会奉仕功労(団体)
- はなしっこの会
- にじいろパレット
秋田県共同募金会長表彰
共同募金奉仕功労
- 安達正子さん
- 藤嶋美貴夫さん
- 奥山京子さん
高額寄付者表彰
関口博さん
感謝状
- 北秋田市立合川小学校児童会
- 北林照助さん
- 鈴木武大さん