2013年10月14日
コンテンツ番号1443
美しいハーモニーで観客を魅了
(2013.10.14)
第27回もりよし合唱祭が10月14日(月)、浜辺の歌音楽館で開催され、市内のコーラスグループ5団体が出演し、美しいハーモニーを響かせました。
この合唱祭は、森吉地区を中心に活動しているコーラスグループ「コール・もりよし合唱団」(近藤雪美代表)が主催。「浜辺の歌」などで知られる米内沢出身の作曲家・成田為三を顕彰するため、当時の森吉町教育委員会、成田為三顕彰会などの後援で、昭和62年から開催しており今回が27回目。
開会にあたり、三澤仁教育長は「今年は、成田為三先生の生誕120周年、また、この浜辺の歌音楽館も25年目という節目の年。今日は自分も歌う側として出演させていただくが、歌うということの難しさを改めて知った。今日は出演者の皆さんがこれまで練習してきた歌を心を込めて歌います。芸術の秋にふさわしく、素晴らしい歌を最後まで楽しんでもらいたい」などとあいさつ。
今回の出演団体は「浜辺の歌音楽館少年少女合唱団・はまべのうたキッズ」、「MMC」、「女声合唱団る・それいゆ」、「秋田声楽研究会混声合唱団」、「コール・森吉合唱団」の市内5団体が出演。
この日、オープニングを飾ったのは「秋田声楽研究会混声合唱団」。『春に』、『怪獣のバラード』、『見上げてごらん夜の星を』の3曲を振り付けも交えながら歌い上げました。また、市内の保育園児を中心に構成されている「はまべのうたキッズ」は、浜辺の歌音楽館少年少女合唱団と一緒に『赤い鳥小鳥(作曲:成田為三)』、『童謡メドレー』などを元気に歌い、その一生懸命歌う子ども達の姿を来場者は笑顔で見守っていました。
各グループが日ごろの練習の成果を披露し、会場を美しいハーモニーで会場を魅了しました。フィナーレでは、出演者全員で『花は咲く』を合唱したあと、会場全員で後藤惣一郎・浜辺の歌音楽館名誉館長の指揮のもと、成田為三が作曲した「秋田県民歌」を歌い、合唱祭を締めくくりました。