2013年10月17日
コンテンツ番号1434
橋重敏氏がエイジレス章を受章
(2013.10.17)
生き生きとした生活を送ったり、地域で積極的に活動をする高齢者に贈られる「エイジレス章」を受章した橋重敏さん(=元町)が、10月17日(木)に市役所を訪れ、津谷市長に受章を報告しました。
内閣府では、高齢者が年齢にとらわれず自らの責任と能力において自由で生き生きとした生活を送る高齢者(エイジレス・ライフ)や、社会参加活動を積極的に行っている高齢者の団体等を選考し、エイジレス・ライフ実践者(個人)に対し「エイジレス章」、社会参加活動(グループ)に対し「社会参加章」を交付しています。
これまで北秋田市では、エイジレス章を2人が受章しており、今回の橋さんが3人目の受章になります。
橋さんは、現職時代に特別支援学校や教育行政の場で通算30年間、障がい児教育の充実に取り組んできました。定年退職後もその経験を活かして、特殊教育地域センター報「絆」を平成5年から14年まで自主発行し、北秋田市内の小・中学校、教育機関へ週1回配布。現在も特別支援教育実践記録展や講演会活動、自主製作した障害児の成長記録映像の紹介、教育現場からの要請により交流会や親の会への支援なども行っています。
この日、市役所を訪れた橋さんは、健康福祉部の鈴木祐悦部長が同席するなか津谷市長に受章を報告。
そのなかで、橋さんは「障がい児教育に携わった50年間を振り返ると、支えられ、反省し、感謝の日々であった。障がいをもった子どもや家族、職場、地域の協力があり、今の私があると思っている。これからも元気である限り、何らかの形で応援していきたいと思っている」などと津谷市長に抱負を述べました。
報告を受け、津谷市長は「先生は昔から障がい児教育の対象の子供さんだけではなく、PTAや地域を巻き込んで一生懸命、啓発活動をされ、障がいをもっている方々のことを多くの人が知るきっかけを作ってきてくださった方。受章され本当に良かったと思っている」などとこれまでの活動を称えました。