2013年10月18日
コンテンツ番号1411
合川中学校生徒らが山田町訪問を報告
(2013.10.18)
10月12日から14日まで岩手県山田町で行われた「合川まと火交流プロジェクト2013」へ参加した合川中学校生徒らが、10月18日(金)、市役所を訪れ、津谷市長に体験を通じて感じたことなどを報告しました。
この日報告に訪れたのは、杉渕英佑さん(3年)、関弘夢さん(同)、鈴木萌さん(同)、今泉圭人さん(同)、工藤裕太朗さん(2年)、伊藤咲良さん(同)金田爽さん(1年)、池田小春さん(同)、の8人と小笠原茂人校長、またプロジェクトをサポートした合川婦人会の三浦浩子さん、PTA会長の成田淳子さんや市教育委員会の担当職員も同席。
始めに、実行委員長の杉渕英佑さんをはじめ生徒らが「今回のプロジェクトで被災した方々の話をたくさん聞くことができ、貴重な体験ができました。だまこ鍋やババヘラアイスは山田町の皆さんにとても好評で、笑顔で私たちに話しかけてくださり、少しでも元気づけられたかなと、とても嬉しい気持ちになりました。今回の体験を経て被災地のより早い復興を祈るとともに、涙を流しながら当時のことを話してくれた人たちのために、自分たちも震災に対する意識を高めていきたいです」などと津谷市長に報告。
報告を受け、津谷市長は「東日本大震災のときは、ここも二日間に渡って停電しましたが、それだけですごい不便を感じました。まだ苦しんでいる方がたくさんいる中で、皆さんの行動にとても喜んでくれたと思う。合川では、昭和58年の日本海中部地震で合川南小学校の生徒13人が亡くなり、平成19年の水害の時は全国からたくさんの方に支援していただいた。皆さんが、そういう事態に自分たちが何かしなければならないといった気持ちを持っているのは北秋田市の宝であると思うし、今回学んだ災害の時の対処の仕方などは皆さんにとって大きな財産だと思う。市でも職員を派遣して少しでも山田町の復興の手助けをしているが、新たに皆さんが繋がりを持ってくれたことに感謝を申し上げたい」などとお礼のあいさつをしました。
また、三澤教育長は「とても素晴らしい報告会で、皆さんが立派な中学生だということに改めて感激しました。合川に住んでいることに誇りを持ち、更に地域のために何ができるかを考えて頑張ってほしい」、小笠原校長は「現地で話を聞いて、色々な事を感じてくれたと思う。機会を与えてくださり、ありがとうございました」などと述べました。
最後には全員で記念撮影を行い、プロジェクトを締めくくりました。