2013年10月19日
コンテンツ番号1426
2つのイベントを合同開催
(2013.10.19)
『大綱引き大会2013』、『スーパー軽トラ市』が10月19日(土)に合同で開催され、 会場となった鷹巣銀座通商店街は、秋田北鷹高校の生徒をはじめ、多くの市民で賑わいました。
大綱引き大会は、旧鷹巣農林高校の生徒会が中心となり「地域の活性化を若者の力で」をスローガンに平成13年から始まったもので、今回が11回目の開催になります。現在は統合校の秋田北鷹高校(菊池一二三校長、生徒数735人)と、地元商店会、商工会、関係団体などで組織する実行委員会(実行委員長=伊藤公夫北会田市商工会長)が主催しています。
また、「スーパー軽トラ市」は、市が平成19年に県の「まちの賑わい作り事業」モデル地区に選ばれたことから、鷹巣地区の商業者らが推進委員会を結成し、賑わいのある街中形成にむけた取り組みが進められ、その一つとして計画されたもの。平成19年秋から始められ、商工業者、生産者相互の交流を図るとともに、商店街への誘客を目的として開催しています。
今年は北秋田警察署など関係機関の協力のもと、鷹巣銀座通商店街を交通規制して、路上に綱引き会場とスーパー軽トラ市会場を確保して行われました。
開会式では、伊藤実行委員長が「この大綱引き大会は駅前の商店街が元気にしようと、高校生が始めてくれたもの。今回の『北秋田市の未来を切り拓く』のテーマのとおり、皆さんには多方面で地域のために本当に頑張ってもらっている。今日も皆さんの頑張りでこの街を少しでも盛り上げるよう、若い力を貸していただきたい」などとあいさつ。
続いて、来賓の津谷市長と近藤健一郎県議会議員が祝辞を述べ、津谷市長は「今日はスーパー軽トラ市と合同開催ということで、たくさん出店していますし、すでにたくさんの人で賑わっています。これが地域おこしのための起爆剤になり、いつもこのくらい賑わってくれることを願っている。北鷹高校生には、スポーツや学業、ボランティアと本当に頑張ってもらっており、私たちも北秋田市にただ一つある県立高校、生徒を大切にして皆さんと一緒に北秋田市を創っていきたい」などとあいさつを述べました。
また、秋田北鷹高校生徒会の齊藤浩哉・副会長は「今日はとても良い天気に恵まれました。3年生は進路で忙しく、1・2年生も部活と勉強に打ち込める時期ではありますが、今日一日、地域の皆さんと協力して地域を活気づけられるよう頑張りましょう」などと生徒を代表しあいさつしました。
大綱引き大会には高校生20チームのほか、商工会・商店会チーム、JA鷹巣町チーム、同校PTAチーム、同校職員チーム、市役所職員チームから各1チームの計25チームが参加。チームは男子と女子の混合チームとし、対戦はトーナメント表によって行われ、1回戦から準々決勝までは1回勝負の1本先取制とし、準決勝からは2本先取制で行われました。
生徒や市民から大きな声援が送られるなか、各チームが1回戦から手に汗握る熱戦を繰り広げました。決勝戦は秋田北鷹高校3年E組チームと「がん検診」の啓発を行いながら勝ち上がった市役所職員チーム。3年E組チームが若さとチーム力で市役所職員チームを圧倒し、同大会を制しました。
スーパー軽トラ市会場では、軽トラ販売やキッチンカー、フリーマーケット販売など多くのお店が立ち並び、大勢の人が来場しました。また、会場内では、よしもと芸人『ちぇす』によるお笑いライブや仮面ライダーフォーゼの握手会などが行われ、イベントをさらに盛り上げました。歩行者天国となった鷹巣銀座通り商店街は、北鷹高校の生徒や市民の大きな声援や笑い声が響き渡り、明るくにぎやかな1日となりました。