2013年09月04日
コンテンツ番号1395
市職員が提案する市民のための北秋田づくり
(2013.9.4)
平成25年度北秋田市職員提案制度の表彰が9月4日(水)、市役所で行われ、市職員から提案のあった業務改善や市民サービスの向上に繋がるアイディアを表彰しました。
この制度は、業務改善や市民サービスの向上を図るとともに、職員の職務意識の向上をねらいとして平成25年4月から施行されました。提案内容は、新しい事業や業務改善の取り組みを募集する「自由課題提案」と既に実践している取り組みを紹介する「実績報告提案」などに分かれており、採用した提案は事業推進委員会を立ち上げ、実現化に向けて検討を進めることになります。
なお、職員からの提案は通年受け付けており、今回は平成25年4月1日から7月31日までの間に提出された8件の提案を対象とし、1次審査を通過した5件の提案が、8月26日に行われたプレゼン形式の2次審査の結果、2件の提案が採用されました。
表彰式では、津谷市長が提案者の職員に賞状を手渡し、「私もプレゼンを聞かせていただいたが、皆さん素晴らしい考え方を持っている。当然、職員としては効率化を図っていかなければならないが、市民サービスへの影響がないようにというのが根底にある。そういった理由から今年初めて提案制度をやらせていただいた。職員が一生懸命考えてせっかく提案しても、実現に向けていかなければ意味がない。しかし、それを実現することが一番エネルギーを使うことであり、皆さんにも苦労をかけるが、市民の皆さんのために一緒になって北秋田づくりを頑張りましょう」などと述べました。
採用された提案内容は以下のとおりです。
最優秀賞
提案タイトル
各種業務等勉強研修会(学びの会)
提案者
佐藤栄作(健康福祉部高齢福祉課介護保険係副主幹)
提案内容
担当以外の業務を学ぶための月1回程度の勉強会を職員同士で行う。講師は職員が務める。
授賞理由
市民からの様々な問合せにワンストップで対応することを目指すほか、職員が持ち回りで担当業務の講師を務めることで本人のスキルアップへも繋がる。
普段、業務での交流がない職員間でも交流が図られる。
優秀賞
提案タイトル
北秋田市「出前講座」の開設
提案者
三澤忠博(市民生活部市民課市民係主幹兼係長)
提案内容
市の取り組みや各種制度等を市民の方々へ分かりやすく説明するために、自治会や各種団体等へ職員を派遣して講座を行う。講座テーマはあらかじめいくつか設定し、その中から選択していただく。
授賞理由
市民の学習意欲に応え、また市民との情報共有が図られる。市役所のイメージアップにもつながる。講座メニューを広く設定することで、全庁的に取り組むことができる。